
今の仕事から転職したいけどスキルがない、こんな20代はどこも採用しててくれないかなぁ。
そんなあなたに朗報です。

転職したいと思っていても、スキルがないから諦めてしまってる20代のあなた。
実はそんなに悲観的になる必要はありませんよ。
20代後半だったとしても、20代というだけで転職の成功率は格段に上がります。
今回は、転職したいけどスキルがない20代が、知っておくべき6つのことについてご説明します。
最後に、スキルがない20代が転職するためのポイントも解説します。
この記事を読んで、自分が理想とする転職を実現させてくださいね。
転職したいけどスキルがない20代へ
冒頭でも説明しましたが、20代では転職が有利になる点が多いです。
それでも、自分の経験やスキルに自信がなければ不安になるのは当たり前。
そんな不安を解消するために知っておくべきこと。
それをこれから解説します。
20代ということ自体がスキル
まず知っておきたいのは、20代というだけで価値があり、下手な経験やスキルより評価されるという事実。
日本はご存知の通り高齢化社会です。
新成人人口及び総人口に占める割合の推移
総務省サイトより引用 https://www.stat.go.jp/data/jinsui/topics/topi1072.html
昔は、新社会人が量産されて行きましたが、1995年ぐらいから新成人の数は減少しています。
となってくると、非常に難しいのが若手人材の確保。
昔は新卒しか採用しなかった企業が、中途採用にも力を入れ出しているのはこういった絶対数が減っている背景も関係してます。
特に若い人材は、存在自体が貴重。
企業にとっては、若いだけで十分に価値があるんですね。
近年は働き方も多様化してきています。
企業したり、フリーランスをする人も増えてきました。
そうなると自然と絶対数は少なくなります。
つまり、今まで以上にライバルが減っている状況だと言えますね。
そもそも会社は即戦力を求めてない
それでも勇気が出ない人が知っておきたいのは、そもそも会社は即戦力を求めていないということ。
そもそも、ほとんどの会社は20代を即戦力として見ておりません。
もちろんスキルがあるに越したことはないですが、本当に即戦力を求めているのであれば、30代40代を採用するはず。
そのため、スキルがないからと言って悲観的になる必要はないでしょう。
最低限のビジネスマナーや、社会人経験があれば良いと考えている会社が多いです。
それだけでも、新卒を使用するより、手間も時間もかかりませんからね。
そのため、20代であればしっかり研修を用意してくれてる会社が多いのが一般的。
20代で特筆するべきスキルを求めてる会社や成果を求める会社は、報酬がよっぽど高いか、単なるブラック企業の2択です。
実際、20代の中途採用者に関しては、私の会社でも「成果が出るまでに1~2年かかる」といった認識です。

確かにそう考えると、理解できる
20代で転職する人は多い
合わせて知っておきたいのが、20代で転職する人が非常に多くなっているということ。
ご覧の通り、新卒の3割が3年以内に離職しています。
最近の新社会人は「3年以内に離職する」割合が高いと言われているが、厚生労働省「新規学卒就職者の学歴別就職後3年以内離職率の推移」を見ると直近20年間、ほぼ3割で横ばいで大きな変化はない。
社会構造や世代、景気の変動がありながら、新規学卒者(大卒者)の就職後3年以内の離職が3割がずっと続いている現状に関して、UZUZは入社3年以内を多く含む「Z世代」を中心に転職活動の意識調査を実施した。
調査の結果、第二新卒として転職活動をしている523名の55.83%が1年未満で転職したことが明らかになった。
参考 DIME
3年以内に辞めて、スキルがある人はあまりいないでしょう。
ということは、ほとんどの人がスキルなしで転職を実現しているということがわかります。
しかも3割辞めているということは、3割若手枠が空いているということ。
このような状況からも、20代というのはある意味人生で一番のチャンスタイムだと言えます。
転職活動をするリスクはゼロ
意外と知られてないのが、転職活動するリスクはゼロだということ。
転職するからといって、すぐに仕事を辞めてしまう必要はありません。
在職中の方が転職活動は有利ですし、実際多くの人は在職中に転職してます。
引用 https://news.mynavi.jp/article/20181109-721471/
しかしながら、新卒で就職活動に苦労した人は、転職活動に抵抗がある人も多いと思います。
転職活動は就活より楽な8つの理由【うまく進める心構えも】でも解説してますが、転職活動は就職活動に比べてそれほど大変ではありません。
採用までの面接も圧倒的に少ないですし、オンラインでの選考も多いです。
職務経歴書も使いまわせますし、面接自体の難易度も高くありません。
その理由は、就活に比べてライバルが圧倒的に少ないから。
合わせて、絶対に転職しなければいけないというわけでもありません。
うまくいかなかったらしばらく仕事を続けて、別のタイミングで挑戦すればいいだけ。
就職活動と違って、期限が決まってるわけでもないですからね。

確かに就職活動は、焦りが出るもんね
求人は早いもの勝ち
もし転職活動を辞めたとしても、その経験は無駄にはなりません。
一度職務経歴書を作っておけば、良い求人が来た時にすぐに応募できます。

私自身も、一度目の転職活動はうまくいきませんでしたが、その経験が活きて二度目の転職活動では自分の実力以上の会社に転職できました。
逆に、何もせずに時間が過ぎていくことが、ある意味一番大きなリスクだと言えるでしょう。
転職活動は基本的に会社にバレない
また、就業規則に転職活動が禁止されてる会社に働いているため、会社を辞めてからじゃないと転職活動できないという方もいると思います。
しかしながら、今の転職サービスは非常に充実しており、基本的には転職活動をしてもバレない仕組みが出来上がってます。
そもそも法律上、日本国民には「職業選択の自由」がありますからね。
日本国憲法第22条第1項 何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選択の自由を有する。
https://ja.wikipedia.org/wiki
一点注意しておくことは、会社のパソコンを使ったり、あからさまに周りに転職活動を言いふらしたりしないこと。
会社から間接的に処分を受ける可能性もありますし、転職しなかった時に居心地も悪くなります。(笑)

無駄なリスクは減らしましょう
20代であれば修正も可能
また、20代であれば最悪転職に失敗したとしても、修正が可能なことも魅力です。
万が一転職した先の会社が合わなかったとしても、3年後には転職に挑戦できます。
失敗してなくても、よりよい待遇を求め、ステップアップで転職する人も多いですからね。
実際、外資系の一部企業は、転職してから数年目の20代や30代を狙い撃ちしているそう。
基本的な研修や社会人経験が完了しているので、研修する手間が省けるという考えみたいです。
30代になるとぐっと選択肢が下がる
注意しておくべきことは、30代になるとグッと選択肢が下がるということ。
それこそスキルが求められてきます。
「第二新卒で転職はやめとけ」と素直に従って後悔しかなかった件【体験談】でも解説しておりますが、私はこのことを知らずに一度失敗しています。
最終的には良い企業にご縁をいただいたのですが、もともと第一志望であった、食品メーカーへの転職は諦めざるを得ませんでした。
特に他業種に転職を考えている人は要注意。
30代の転職は非常に難しくなります。
経験を積むより、若い方が圧倒的に評価されるケースが多いのが現実です。

下手にスキルを積んでからと考えるのは、ある意味リスクと言えるでしょう。
貴重な20代という価値を、無駄にしないようにしてくださいね。
20代の転職で一番大事なこと
最後に20代の転職で一番大事なことをご説明します。
それは、早めに動くこと。
冒頭でも説明しましたが、20代は若さが一番のアドバンテージ。
スキルがなく悲観的になるより、そのアドバンテージを最大限に活かしましょう。
先ほども説明しましたが、転職活動をするリスクはゼロで、求人は早い者勝ちです。
後からもう少し早く動けばよかったとならないように、悔いのない行動をしてくださいね。

私のような失敗はしないでください
20代スキルなし転職を成功させるために
ちなみに、20代スキルなしでの転職を成功させるのであれば転職エージェントを活用するのがおすすめ。
転職エージェントは転職サイトと違って、転職サポートをしてくれる担当者が付いてくれるサービスです。

転職エージェントを経由したほうが受かりやすいって本当?でも解説していますが、転職エージェントを使うほうが転職成功率ははるかに上がります。
面接対策や、転職サイトに載っていないような非公開求人も紹介してくれますからね。
しかも、求職者は無料で使えるのも嬉しいところ。
昔と違って、今はオンラインでも対応してくれるので、それほど手間もかかりません。

デメリットを挙げるとすれば、担当者によって当たり外れがあるということ。
しかしながらこれらは、複数の転職エージェントを登録することによって解決できます。
リクナビネクストの調べによると転職者は、平均で4.2社の転職サービスを利用しているそうですよ。
つまり転職を成功させるのであれば、複数登録は必須といえますね。
参考までにおすすめの転職エージェント4社をご紹介します。
\5分で無料登録/
おすすめ転職エージェント
- doda 満足度1位
- リクルートエージェント 満足度2位
- JAC Recruitment 満足度3位
- マイナビエージェント
満足度4位
ひと通り登録する場合は、
『お気に入りに登録しておく』か
『別のウィンドウで開く』
で、とりあえず開けておくのが時短になっておすすめです

迷ったら、求人数の多いリクルートエージェントとdodaの2社に登録しておけばOK
※表の転職エージェント名をクリックすると各転職エージェントのホームページに移動できます。
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リクルートエージェント |
doda |
マイナビエージェント | JAC Recruitment |
個人的満足度4.3(5点満点中) | 個人的満足度4.7(5点満点中) | 個人的満足度3.9(5点満点中) | 個人的満足度4.2(5点満点中) |
20代~ 50代対象 | 20代~ 50代対象 | 20代~ 30代前半対象 | 20代後半~50代対象 |
求人数No1 | 手厚い転職支援 | 20代に強い | 外資系に強い |
・求人数No1なので登録必須 ・迷ったら登録しておこう |
・求人数No2エージェント ・リクルートより支援が手厚い印象 |
・若手の転職に強いので、20代におすすめ ・30代後半~の紹介は苦手 |
・英語スキルがなくても使えた ・結構良い求人を紹介してくれた |
理想は4社と面談して良い求人があったところに絞るのがおすすめですが、少なくとも求人数の多い2社は抑えておいてくださいね。
ポイント
リクルートエージェントは転職者の8割が利用しており、dodaは転職者の5割が利用しています。
その理由は、どのような状況においても求人数は転職成功率に影響するから。
数字から見ても、多くの人がリクルートエージェントとdodaの2社に登録していることがわかります。
より詳しい内容や、その他の転職エージェントについては、20代におすすめの転職サイト・転職エージェントにて解説しております。
よろしければそちらもご参照くださいね。
まとめ・スキルがない20代が転職するには
以上、転職したいけどスキルがない20代が知っておくべき6つのことをご説明しました。
最後に今回の話をまとめます
- スキルが無いのは気にしなくていい
- 20代ということに価値がある
- 30代になると選択肢が大きく減る
- 転職を成功させるためには転職エージェントを使う
大事なのはスキルより、早めに動くこと。
今の自分の状況や価値を正確に把握し、理想の転職を実現させましょう。
今回は以上です。

スキルがなくても気にするな!