残業が30時間って結構きついな。
周りは30時間ぐらいだったらホワイト企業だって言うけど
ブラック企業じゃないのかなぁ
ホワイト企業かどうかは、価値観によるところも大きいですよ
こんにちは、ブラック企業で月100時間以上のサービス残業をしていた元社畜社員のブラックです。
今はホワイト企業に転職して、定時退社ありのリモート環境で働いています。
会社の残業時間って、働く上で非常に重要ですよね。
実際に定時退社で働いてみると、残業が少ないというのは仕事を選ぶ上で非常に重要な要素の一つだと感じます。
そこで気になるのが、残業時間のひとつの目安となる「残業30時間」
- 残業30時間ならホワイト企業
- 残業30時間はきつい
- 残業30時間で文句をいうのは甘え
と様々な意見が出ていますが、実際のところはどうでしょうか。
本記事では、ブラック企業とホワイト企業で働いた筆者の経験から
- 残業30時間はホワイト企業かどうか
- 残業で悩んだら確認したい5つのこと
- 残業時間を減らすテクニック
についてご説明します。
今の仕事の残業時間で悩んでいる人は、本記事を参考に悩みを解決するヒントとしてくださいね
残業30時間はホワイト企業?
結論として、残業30時間という状況だけでは、ホワイト企業ともブラック企業とも言えません。
しかしながら、厚生労働省のリサーチによると、2021年時点で日本の平均残業時間は13時間を切っているので残業時間としては平均以上。
ホワイト企業かどうかは
- 年収
- 福利厚生
- 働きやすさ
を加味して判断する必要があるというのが本記事の見解。
ただ、残業30時間でストレスを感じているのであれば、今の働き方はあなたの価値観とあってないともいえるでしょう。
そのため、今の環境が不満なら、転職も視野に入れるというのが私の考え。
なぜなら、どんなに努力したとしても会社の体質的に残業が減らないケースは多くあるから。
筆者の経験談
ちなみに私自身も、前職では残業を減らすために、いろいろな施策を打って残業時間を30時間以上削減することに成功しました。
ただ、ブラック企業であるため、時間を作ったとしてもその分仕事を増やされてしまったんですね。
いまだに、効率化をしていると「サボっていると解釈する会社」や、長く働いてることを美徳とする組織も多く存在します。
そのため、転職という選択肢を増やしておくことは非常に大事。
選択肢を増やす重要性
もちろんすぐに会社を辞める必要はなく、あくまで保険として選択肢を増やしておくという考えです。
具体的には、残業を減らす方法を模索しながら、自分に合った条件の求人を水面下で探しておくイメージですね。
実は、世の中にはあなたが思ってる以上に、働きやすく待遇が良い会社が存在します。
残業がきついから、そんな時間ないんだけど
あなたの会社はホワイト企業?
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そもそもホワイト企業とは?
「ホワイト企業」とは
- 労働環境が良い
- 待遇がよい
- 福利厚生が充実
- 離職率が低い
と評価される企業のこと。
また、激務であっても高年収で世間から評価されている企業は、ホワイト企業に分類されています。
いわゆる商社などが、その代表的な例ですね。
反対に、「ブラック企業」は労働環境が悪く、待遇が低く、離職率が高い企業のことですね。
残業30時間でも規制が守れていればホワイト企業?
残業に関する規制で有名なものに「36協定」という規制があります。
「36協定」で考えると月平均で30時間の残業が許容されているということ。
一般的には、1か月に45時間を超える残業は避けるべきだとされています。
しかしながら「36協定」で考えると、月にたまに増えたとしても年間で360時間を超えなければOKということになりますよね。
日本の労働基準法では、1日の労働時間が8時間を超えた場合は残業となり、1か月あたりの残業時間が45時間を超えてはならないルール。
つまり、1か月に30時間の残業をすること自体は、法的には問題ありません。
したがって、その他の状況も加味してホワイト企業かどうかを判断すべきと言えますね。
※参照
e-GOV 法令検索
労働基準法
厚生労働省
時間外労働の上限規制
その他の状況も加味してってて言われても
どう判断すればいいの?
30時間の残業がありえないと感じたら確認したい5つのこと
そんな人のために、30時間の残業でありえないと感じたら確認したい5つのことをご紹介します。
今後のキャリアプランを考えるための、参考としてくださいね。
- 給与は適正か
- 残業代が支給されているか
- 慢性的な残業となっていないか
- 仕事が楽しいか
- 肉体的・精神的に支障はないか
それぞれ詳しく解説します。
給与は適正か
残業がきついと感じたら、まずチェックしたいのが給与が適正かどうか。
多少きつかったとしてもそれ相応の対価を得られているのであれば、ホワイト企業である基準の一つになります。
逆に残業が多いにもかからず、給料が低いのであれば別の仕事を考えるきっかけとしてもいいかもしれません。
目安は手取りで20万
目安は手取りで20万円ですね。
残業が30時間にもかかわらず、手取りが20万をきっているのであれば、あまり良い会社とは言えません。
なぜなら、派遣やアルバイトの方が稼げるから。
もちろん「正社員は安定しているから」といった意見もあるでしょう。
そのような理由で、転職しない人間も多く見てきました。
そもそも会社自体に未来がない
残念ながら、そこまで社員の給料を削っている会社が安定するとは到底思えません。
会社が傾いたら真っ先に、リストラをするでしょうし、あまり未来がないと言えるでしょう。
リーマンショックの時には、多くの悲惨なケースを見てきました。
給料が低い会社であれば早めに見切りをつけておくのも、賢い選択の一つです。
特に社内の人間が「正社員だから」と諭すような会社は、要注意ですね
残業代が支給されているか
次に給与の話と近いですが、残業代が適切に支給されているかも判断基準のひとつになるでしょう。
サービス残業があったり、残業時間の計測が適切でなかったらコンプライアンス的も問題があります。
みなし残業は危険
一番多いケースは、みなし残業のパターン。
みなし残業はよほどの高年収でなければ、百害あって一利なしです。
完全に会社都合の制度とも言えるでしょう
- 名ばかり管理職
- 謎の年棒制
- 不透明な給与制度
上記が当てはまる場合は、会社として要注意だと認識しておきましょう。
ちなみに私も、みなし残業の会社で働いていました
慢性的な残業となっていないか
残業代がしっかり支給されていたとしても、それが慢性的な残業となっているのであればあまり良い環境とはいえません。
残業30時間は平均的な残業時間ですが、それが毎月続くようだと問題がありますね。
仕事が楽しいかどうか
仕事への満足度は大変重要です。
もちろん仕事内容だけではなく
- 自身の役割
- 職場環境
- 上司や同僚との関係
など仕事に対する満足度を左右する要素は多岐に渡ります。
仕事に対する満足度が低いと感じる場合、その原因を明確にしましょう。
それが異動で解決することなのであれば、異動できるか模索するするのもいいですね。
肉体的・精神的に支障はないか
最後は肉体的・精神的に支障はないかというのも大事なポイントです
健康状態は良好か
残業が多いと、ストレスや疲労が蓄積し、心身の健康を害する可能性があります。
体調不良、睡眠障害、食欲不振、頭痛や体の痛みなどの症状があれば、これらは過労のサインかもしれません。
また、30時間であっても、うつ病や不安症なども引き起こす可能性があります。
もし何らかの健康問題を感じている場合は、すぐに医師に相談してくださいね。
健康は、職場の生産性やキャリアの成功を支える基盤。
健康を犠牲にしてまで仕事を続けることは、長い人生において決してプラスになることはありませんよ。
ワークライフバランス
ワークライフバランスも、職業生活と私生活をうまく調和させ、生活の質を高めるためには非常に重要。
残業が原因でパートナーや家族との関係が悪くなっているのであれば、仕事を変えるのも一つの選択かもしれません。
会社にとってはあなたは社員の一人ですが、家族や友人とにとってのあなたは替えのきかないもの。
ワークライフバランスが崩れていると感じるなら、それは転職を考える大きな理由となるでしょう。
上記を加味して会社を見限るかは判断しましょう
残業30時間から開放されるために
30時間の残業から開放されるための選択肢は2つ。
- 仕事を早めに終わらせて残業時間は削減する
- 会社を見限って転職する
もうどちらかです。
仕事を効率化する
今の会社に愛着があるのなら、まずは仕事の効率化から手をつけましょう。
私自身が残業時間を減らすために、効果的だった方法をご紹介しますので、よろしければ参考にしてくださいね。
定時後のスケジュールを入れておく
単純に残業時間を減らす効果的なのは、定時後のスケジュールを定例的に入れておくことです。
プライベートや習い事、何でもいいです。
それにより、強制的に退社する時間を作りましょう。
会社が帰りにくい雰囲気を出している場合は
会社が帰りにくい雰囲気を出している場合は、接骨院の通院という理由がおすすめ。
定期的にスケジュールを入れることはできますし、帰ることができなければ、それを理由に体調不良をおこし上司にプレッシャーを与えることも可能です。
また保険適用外の施術も行っているので、行かなかったとしても会社にばれる心配もありません。
このテクニックは、【激務】ブラック企業で転職活動できないときの対処法でも紹介していますが、転職活動のさいにも使えるテクニックです。
うまいこと考えるもんだな
会議の改善案を出す
残業が減らない会社の多くは、会議が多いのが一般的です。
無駄な会議を減らすこと上司に提言しましょう。
それによって動いてくれるかどうかも、会社を見限る1つの目安となります。
議事録を簡易化するのも一つ
時間を取られる仕事のひとつとして、会議の議事録も挙げられます。
確かに議事録は大事ですが、会議が多いのであれば規模に応じて簡易化しましょう。
- 次回までの宿題と役割
- 会議の決定事項
- 前回の宿題の確認
上記3点を抑えておけば、基本的に成立します
理想は無駄な会議をなくすことなんですけどね
メールのチェックをする時間を決める
メールのチェックは実は、結構時間が取られます。
また、内容によっては、他の人が返してくれるケースもあります。
朝、昼過ぎ 夕方16時頃などメールはまとめてチェックするのがおすすめです。
それ以外の時間は、見ずに今の作業に集中するといったイメージです
これにより、作業がスケジュール通り進みやすくなります。
メールのテンプレートを作る
メールを扱う事が多い仕事であれば、メールのテンプレート何種類か用意しておくのがおすすめ。
- 社内用汎用的な返信メール
- 軽いお詫びメール
- 確認中なので一旦返信させていただきますメール
- 定期的な会議開催案内メール
- チームに転送する雛形メール
Outlookメールの場合はこのような内容をショートカットに登録するだけでも大きく時間が削減できます。
どんなに早いブラインドタッチも、ワンクリックに勝てませんからね。
参考までに私が作った汎用的な返信メール記載します。
コピペOK!汎用的な返信メール
このメールは、基本的にどのような内容でもわかりましたと意思表示できますし、間に文章を入れても文書が崩れにくいのが特徴です。
このように、カスタマイズしやすいメールを複数登録しておくことで、作業時間を大幅に削減することが実現できます。
併せてメールアドレスや よく使うフレーズは辞書登録しておくのもいいでしょう。
スキマ時間があれば、なにか一つテンプレートを作成しておくのは効果的です。
ちなみに私は50種類以上のテンプレートを作成しました
会社を見限って転職する
今の会社に未来を感じないのであれば、転職エージェントにも登録して本格的に転職活動を始めましょう
転職エージェントは求職者に転職のアドバイスや転職サイトにのっていない非公開求人を紹介してくれるサービス。
【実体験】直接応募より転職エージェントを経由したほうが受かりやすい?でも解説していますが、転職エージェントを使うと転職成功率は何倍にも上がります。
うまく活用して理想の職場を見つけてくださいね。
転職エージェントについては【タイプ別】おすすめ転職エージェント・転職サイトで詳しく解説していますのでよろしければそちらもチェックしてくださいね
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【タイプ別】おすすめ転職エージェント・転職サイト
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あくまで転職は選択肢の一つ
注意していただきたいのは、必ず転職しろと言っているわけではありません。
ただ転職により解決できる問題も多いので、選択肢の一つとしては考えておいたほうがいいということです。
実は世の中には、あなたが思っている以上に働きやすい会社は多く存在します
- 週休が3日ある
- リモートワークで通勤時間なし
- 始業時間を自由に決められる(フルフレックス)
実際、私自身も転職したことにより働き方が激変しました。
残業がほとんどなくなっただけでなく、年収もUPし、通勤時間もゼロになっています。
たしかに、今の会社じゃ実現できないことが多いなぁ
残業30時間はホワイト企業?まとめ
以上、残業30時間はホワイト企業かどうかと、残業を減らす具体的な方法についてご紹介しました。
残業30時間というだけではホワイト企業かブラック企業かは判断できません。
ただ今の残業時間をつらいと考えているのであれば、何かしら今の仕事に不満を抱えているのではないでしょうか?
残業時間を減らす手段を模索しながら、水面下では理想の働き方をできる会社を探しましょう。
本記事をきっかけに、あなたがストレスフリーな働き方ができるようになるのを応援しています。
ヒントになれば幸いです
まずはできることから手をつけてみるか
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