
学歴に自身がないけどブラック企業からホワイト企業に転職したい!
しっかりポイントを押さえれば大手ホワイト企業への転職も可能です。

新卒で入社した会社がブラック企業だったために後悔している。
もしくは、今の会社や仕事に不満がある。
しかしながら、学歴や職歴に引け目を感じてあきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか。
私自身も、よく考えずに入社を決めた会社がブラック企業でした。
しかも、一度目の転職活動は、うまくいってません。
しかしながら、その経験が後ほど活きて最終的には大手ホワイト企業に転職できました。
諦めずに行動すれば、人生は大きく変わります。
このブログでは、大した学歴やスキルもない私が、ブラック企業から大手ホワイト企業に転職した手順をご紹介しています。
この記事の概要
- 転職に迷っている方がやっておくべきこと
- 管理人がブラック企業からホワイト企業に転職した手順を公開
- 現在の私の労働環境

このページは、転職チェックリストにも使えるので、お気に入りに登録がおすすめです。
ホワイト企業に転職したい場合はどうすべき?
転職活動は、事前準備が非常に重要です。
転職が成功するかどうかのカギは、事前準備がしっかりできているかどうかにかかっていると言っても過言ではないでしょう。
私が過去におこなった活動を、大きく二つに分けてご説明します。
- 転職の検討段階でおこなったこと⇒転職準備
- 転職活動を本格的に開始しておこなったこと⇒本格始動
転職準備をすることにより転職活動がスムーズにすすめれるだけでなく、自分の市場価値を知ることもできます。
もし転職にいたらなくても、自分の市場価値を知ることにより、改めて今の仕事に前向きに向き合うことにもつながります。
まだ転職するか迷っている場合は、転職準備のみを実施しておくことで、キャリア設計も明確になります。
それに加え、いざ転職したくなったときにすぐに行動に移せるメリットもあります。
キャリア設計とは、仕事を通じて、将来の目標に向かって行動指針を設計することです
その他にも転職準備をするメリットは多いです。
転職を少しでも検討されていたり、迷っている方は転職準備だけでもしておくといいでしょう。
転職準備のメリットについては詳しくはこちらに記載しています
もし転職を迷っているのであれば、転職準備だけでもしておく。
冒頭でも記載しましたが、私は一度転職活動を始めたものの、当時は希望する求人がなく周りからの引き止めもあったことにより、転職することをとりやめた経験があります。
しかしながら、その数年後に転職活動を本格的に再開し、希望以上の条件の会社に転職できました。
転職準備をしっかりしていたからこその結果だといえるでしょう。

準備しておこう。チャンスはいつか訪れるものだ。byエイブラハム・リンカーン
転職準備
それでは、転職準備とは具体的に何をしたのかをご説明します。
かの有名な孫子の兵法でも、「勝敗は、戦いの前に決する」言われています。
入念に準備を進め万全の体制で転職活動をすすめましょう。
①転職活動用のメールアドレスを作成
まずは転職活動用のメールアドレスを用意しました。
登録アドレスはGmailなどフリーメールでも採用には影響ありません。
フォルダ分けしてもいいのですが、いろいろな所からメールは来るので見落としを避ける意味でも専用のメールアドレスがあったほうが便利です。
GmailかYahoo!メール アカウントを持っている人は捨てアドの作成でも大丈夫です。
作り方がわからない場合は下記サイトをご参考ください
②転職エージェントと転職サイトに登録
転職エージェント7社、転職サイト2つに登録しました。
転職エージェントとは、専任の担当者が転職活動の支援を行ってくれるサービスです。
担当者が、転職希望者に求人の紹介や、面談対策、内定後の年収交渉などを行ってくれます
転職サイトは上記のようなサービスがなく、求人情報のみが掲載されています。
転職エージェントを使うかどうかで、転職の成功率は大きく変わるので必ず活用しましょう
転職エージェントや転職サイトを使う場合は、複数社の登録がおすすめです。
そもそも、入社したい企業の求人がなければ、転職できません。
そのため、複数社に登録し少しでも多くの求人情報を集めるのが、転職を成功させるためのセオリーです。
転職エージェントが使いやすいかどうかは、担当者のサポートによる影響も大きいです。
しかしながら担当者も人間ですので、どうしても相性の問題は発生します。
担当者によっては「この人とは合わないな」と感じることもあるかもしれません。
人生の一大イベントを、あまり合わないと感じている人には任せたくないですよね。
複数社を利用することにより、そういったリスクも軽減できます。
しかしながら7社と面談するのは、骨が折れました。
正直、いまいちな転職エージェントもありましたので、私が実際に使って「良かったな」と感じたおすすめ転職エージェント4社をご紹介します。(すべて無料で使えます。)
おすすめ転職エージェント
転職をするかどうか迷っている方は、リクルートエージェントとDODAを登録しておけばOK。
取り扱い求人が多い上記二社の話を聞いて、転職を決断してからその他の転職エージェントに登録するのもアリですね。
ひと通り登録する場合は、『お気に入りに登録しておく』か『別のウィンドウで開く』
で、とりあえず開けておくのが時短になっておすすめだよ!

※表の転職エージェント名をクリックすると各転職エージェントのホームページに移動できます
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リクルートエージェント |
doda |
マイナビエージェント | JAC Recruitment |
個人的満足度4.7(5点満点中) | 個人的満足度4.3(5点満点中) | 個人的満足度3.9(5点満点中) | 個人的満足度4.6(5点満点中) |
20代~ 50代対象 | 20代~ 50代対象 | 20代~ 30代前半対象 | 20代後半~50代対象 |
求人数No1 | 手厚い転職支援 | 20代に強い | 外資系に強い |
・求人数No1なので登録必須 ・迷ったら登録しておこう |
・求人数No2エージェント ・リクルートより支援が手厚い印象 |
・若手の転職に強いので、20代におすすめ ・30代後半~の紹介は苦手 |
・英語スキルがなくても使えた ・結構良い求人を紹介してくれた |
担当者によって、言ってることが180度違うことも多いので、どんなに面談で納得できたとしても、必ず二社以上とは面談することをおすすめします。
理由は、転職エージェントの仕事柄、斡旋したい企業や業界のメリットだけ伝え、デメリットがわからなくなるケースが多いから。
実際、私も「希望しない業界に転職したほうがいいのかな」と騙されそうになった経験があります。(一社しか登録していなかったら間違いなく騙されていたと思います)
後悔しない転職をするためにも、最低でも2社の転職エージェントの話は聞きましょう。
各転職エージェントの特徴や評判はこちらにまとめておりますので、必要であればご参照ください。
その他参考記事 転職エージェントに複数登録すると大変?【実際に複数登録しました】
あわせて、転職サイトは下記を利用しました。
私の場合は、転職サイトをどちらかというと自己分析のツールとして活用しました。
詳細はこちらで紹介しています。
リクナビネクスト(NEXT)に登録したらばれる?【実際に使ってみた】
③転職活動に必要なものを準備
改めて、最低限の活動資金と転職活動に必要なものが揃っているか確認しました。
面接用のきれいなスーツや鞄、筆記用具などの確認ですので普段から身だしなみに気をつけている人は特に問題ありません。
あわせて、オンライン面接の為に安定したネット環境やパソコンとWebカメラもある方が望ましいです。
オンライン面談は、圧倒的にパソコンのほうが操作しやすいですし、スマホでオンライン面談をすることに対して、あまりいい印象をもたない面接官も多いです。
可能であれば、スマホではなくパソコンを用意しましょう。
詳しくはこちらでご説明しています。
④転職エージェントの面談を受けることにより、現状で足りないものを分析
面談を受けることにより、自分の市場価値や現状の職場環境を分析しました。
転職エージェントの面談を受けたからといって必ず転職しないといけないといううわけではありません。
転職に迷っているのであれば、そのことを正直に伝えても大丈夫です。
他の転職エージェントを使っている際はそのことも正直に伝えましょう。
転職エージェントから辛辣な評価やアドバイスを受けるケースもありますが、弱気にはならないようにしましょう。
大事なのは情報収集することです。アドバイスを無視して自分の希望を押し通してもOKです。
「反省することは反省する。でも一度寝たら忘れる。」ぐらいの精神で取り組みましょう。
現状を踏まえて、よい求人がなければ転職を見送るのも一つの選択です。
⑤転職を優位にすすめるための職歴や資格をリサーチ
面談状況から、本格的に転職活動をするまでにどういったことができるかを調べました。
これにより、いつから本格的に転職活動を開始するかを判断します。
私の場合は、転職エージェントの面談と紹介された求人をみた結果、一度目の転職活動を断念しました。
その後、営業職の職歴がほしかったので異動希望を出し営業職に移りました。(その間も絶えず情報収集は行ってました)
20代後半の場合、若さというアドバンテージもあるのでそれも踏まえてご判断ください
「第二新卒で転職はやめとけ」と素直に従って後悔しかなかった件【体験談】
転職に有利なスキルや資格についてはこちらのページでご紹介していますのでよろしければご参照ください
【実体験】社会人こそ勉強しよう!その積み上げは転職でもきっと役に立つ
⑥本格始動する時期の決定
私は、5月ごろから本格的に転職活動を開始しました。
一般的に3〜4月と9〜10月に新規の求人が増えます。
その3ヶ月をするのがベストだと言われています。
あくまで目安なので、良い求人があればすぐにでもはじめて大丈夫です。
⑦健康管理
健康の維持と体重管理は、いままで以上に気を使いました。(食生活、運動量)
健康体であることは、転職活動において目に見える大きなアドバンテージ。
※たまたまかもしれませんが、転職組の同期で太っている人はいませんでした。
少しお腹まわりが気になる人は、ダイエットしてもいいかもしれません。
本格始動
入念な準備と情報収集が完了したら、本格的に転職活動を開始しました。
早期決着が理想ですので、本格始動したら全力で取り組みましょう。
⑧明確な転職理由を決め、担当者に伝える
改めて、転職する決意と転職する理由を担当者に伝えました。
転職理由は面接の際に必ず聞かれる質問の一つです。
「今の年収では生活できない」「会社の業績が心配」「労働時間が違法すぎる」のような明確な理由が必要です。
「興味があるから」「なんとなく」などの場合は必死さが伝わらず対応してくれる転職エージェントの優先順位も低くなります。
本格的に活動する際は、転職エージェントに改めて熱意を伝えましょう。
改めて伝えるべき理由についてはこちらに記載してます
⑨記念受験でもいいので興味が湧いた企業にとにかくエントリーする
落ちるかどうかを考える前に、まず片っ端からエントリーしました。
はじめのうちは、書類落ちしても落ち込まず作業マシーンのようにエントリーしましょう。
自信のなさは面接に大きく影響するので、絶対弱気にならないよう意識してください。
転職で書類落ちした会社の傾向を分析【取るべき対策は?】転職活動記⑤
⑩転職条件の譲歩ラインを決める
私は、年収500万以上で会社のコンプライアンスがしっかりしていることを最低条件としました。
最終的には希望より大幅に良い条件のオファーをいただけましたが、内定をいただけたときに保留できる期間には限りがあります。
仕事の性質上、転職エージェントは企業から内定が打診されると、話をまとめようとその企業を勧めてきます。
内定をいただいたときに、転職活動を続けるかどうかの目安にもなりますので、必ず年収や福利厚生など自分が譲れないラインを決めておきましょう。
⑪効果的な職歴の書き方を分析する
職務経歴書の書き方についても独自に分析しました。
書類落ちが多い場合は、職務経歴書の書き方に問題があるケースがあります。
基本的には転職エージェントがチェックしてくれますが、意外に見落としが多いです。
また、私が気がついた点では同じ仕事内容でも、書き方によって書類の通過率が大きく変わりました。
法人機器販売システム提案営業
SIソリューション営業
商品バイヤー+販売員
新規開拓戦略企画室特販部隊
転職エージェントごとに、書き方を変えて分析してみるのも一つの手段です。
職務経歴書の書き方についてはこちらにポイントをまとめています。
⑫面談対策を実施する
自己PR、志望動機については何度も事前練習しました。
スマホで動画に撮ってあとから確認するやり方がおすすめです。(意外な問題点が発見できます)
その他、職務経歴書に関しては実際の話との整合性が確認されるので可能な限り暗記しました。
転職エージェントでも面談対策は実施してくれますので必要であれば活用しましょう。
面接の体験談はこちらのページに記載しています。
⑬うまく進んでいない場合は修正する
2ヶ月以上転職活動の手応えが感じられない場合は、問題があるケースが多いです。
何かしら対策を打ち状況を改善させましょう。
対策例
- 転職エージェント会社を変える。
- 担当エージェントの変更
- 職務経歴書の修正
- 希望条件を変える
- 自己PRの変更
- 別のエージェントの面接対策を聞いてみる
私の場合は、担当エージェントの変更と職務経歴書の変更に状況が改善されました。
転職活動はトライ&エラーの繰り返しです。
上手くいくまで、何度も手を打ちましょう。
転職エージェントの担当変更についてはこちらに記載してます
ホワイト企業に転職したら
最終的には複数社に内定を頂き、自身が希望する以上の条件の大手企業に転職することができました。

参考までに、現在の私の仕事のステータスを軽く紹介します。
現在の待遇
- 30代で年収は日本平均の倍以上
- 月平均残業時間
- 福利厚生充実
- 有給消化率90%以上
- 完全テレワーク
- 産休と育休は最大3年
前職では考えられない環境となりました。

見事にブラックな日常から抜け出せたね
あきらめなければ、ホワイト企業に転職は可能である
以上、ブラック企業からホワイト企業に転職した私が行ったことでした。
ご紹介した内容を全て実施したことで、私でも大手ホワイト企業に転職できました。
私の行動の全てを真似をして頂く必要もありません。
皆さんが転職活動される際のひとつの目安としてご参考ください
何をもってブラック、ホワイトと判断するかは人それぞれだと思います。
しかしながら、現状に悩みがある場合、今の状況に悲観的になるだけでは何も改善されません。
状況を改善させるには、何かしら行動を起こす必要があるでしょう。
何かを始めるのは、勇気がいりますし大変です。
しかしながら、諦めずに活動を続けていればきっと道は開けます。
こんな私でさえ、うまくいったのですから(笑)
このブログの内容が、少しでも皆さんの人生を好転させるきっかけとなれば幸いです

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