本記事では、新卒入社で3年以内の人のことを第二新卒と定義しております。

第二新卒で転職したいけど
経験もない人間が転職できるほど甘くないかな
上司からも「逃げ」だといわれたしなぁ
第二新卒採用枠は、甘いので狙い目ですよ

新卒で入社した会社が合わないときに考えるのが第二新卒での転職。
でも、第二新卒での転職を考えた時によく聞くのが
- 第二新卒で転職しようなんて考えが甘い
- 第二新卒で転職するのは逃げである
- 最低3年は働かないと意味はない
- 理想の会社に転職できるほど甘くない
なんて、ネガティブなコメント。
こんなことを言われてしまうと、第二新卒での転職に躊躇してしまいますよね。
実際、私もその言葉を鵜呑みにして失敗した経験があります。
でも安心してください、第二新卒枠は就活よりはるかに難易度が下がるので狙い目です。
この貴重な第二新卒のチャンスを無駄にしないためにも、第二新卒の転職に強い転職サイトには登録しておいてくださいね。
\簡単1分で無料登録/
※登録後も料金はかかりません
本記事では、なぜ第二新卒採用が甘いので狙い目なのかと、第二新卒での転職を成功させるポイントを解説します。
第二新卒での転職を検討している人は、本記事を理想の転職を実現させるヒントとしてくださいね。
第二新卒採用が甘いので狙い目なワケ
冒頭でも説明しましたが、第二新卒採用は甘くて狙い目です。
まずはその理由を解説します。
日本は高齢化社会である
ご存知の通り日本は高齢化社会。
ご覧のように、新卒生は年々減っております。
出典 内閣府作成資料
このような事情から若いというだけで、希少価値がありアドバンテージになります。
経験がないからといって、悲観的になる必要はないんですね。
企業が第二新卒に力を入れている
二点目は企業が、第二新卒に力を入れていると言うこと。
半数以上の企業が第二新卒を積極採用 若手確保の重要性は2030年まで続く!?
▲※1 マイナビ転職 中途採用状況調査/2016年2月調べ
ではなぜ、第二新卒が求められているのでしょうか。その要因は、新卒採用に関連しています。景気の回復と共に新卒採用は激化しており、より優秀な学生を採用しようとするあまり、予定人数を採りきれない企業も多くなっています。
更に「新卒の3割が3年以内に辞めてしまう」とも言われる時代。第二新卒にあたる層は、企業にとって常に人材不足の状態なのです。そんな情勢にあるからか、2016年の調査(※1)では、全体の半数を超える企業が「今後一年間、第二新卒者を積極的に採用したい」と答えています。
▲※2 人材ニーズ調査/株式会社マイナビ 2019年12月調べ
出典 マイナビより https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/nisotsu/
実際、就活生に人気の大手企業も第二新卒枠を用意しています。
下記は第二新卒での採用を実施している大手企業
- 任天堂
- NHK
- NTTグループ
- 武田薬品
- P&G
- アクセンチュア
- 野村総研
- KDDI
- ZOZO
- メルカリ
- 富士通
- 日本銀行
- ソニー
上記は新卒でも十分に人材を確保できるポテンシャルを持ってる会社。
しかしながら、第二新卒でも積極的に人を集めてるため、チャレンジする価値は十分ありますよね。
新卒で入社したが、理想とのアンマッチによって転職する。
この考えが企業にも受け入れられていると考えていいでしょう。
実際に多くの人が第二新卒での転職を実現
実際、多くの人が第二新卒での転職を実現しています。
驚くべきことに、その割合は約3割。
しかも、そのうちの約半数は1年以内に転職を実現させているんですね。
最近の新社会人は「3年以内に離職する」割合が高いと言われているが、厚生労働省「新規学卒就職者の学歴別就職後3年以内離職率の推移」を見ると直近20年間、ほぼ3割で横ばいで大きな変化はない。
社会構造や世代、景気の変動がありながら、新規学卒者(大卒者)の就職後3年以内の離職が3割がずっと続いている現状に関して、UZUZは入社3年以内を多く含む「Z世代」を中心に転職活動の意識調査を実施した。
調査の結果、第二新卒として転職活動をしている523名の55.83%が1年未満で転職したことが明らかになった。
出典 DIME
新卒カードと同じく第二新卒のカードと言われるぐらい、第二新卒の転職は浸透しています。
ライバルがまだ少ない
第二新卒採用枠が甘い理由は、まだライバルが少ないこと。
第二新卒での採用は浸透しつつありますが、まだまだそんな考えは甘いと考えている人も多いのが事実。
就職してしばらくは転職活動に踏み切らない人も多いでしょう。
しかしながら第二新卒での転職が今以上に一般的になれば、新卒の就職活動と同じように多くのライバルが出てきます。
実際、入社後すぐに転職サイトに登録している人が毎年のように増えていますからね。
けれども、今現在はそこまでライバルが多くないとも言えます。
実はそこにチャンスがあるんですね。
第二新卒は新卒採用に比べ難易度が低い
新卒では、一部の優秀な人が大量の内定を勝ち取るなど無双します。
けれども、第二新卒ではそこまで片っ端から内定を取りにかかる人はいませんからね。
そのため新卒に比べると、就職の難易度も下がります。
実は転職において一番大事なのは、優秀なことでもなく経験が豊富なことでもなくタイミングです。

どんなに優秀な人も、ライバルが強すぎたら採用されません。
そのため早く動いておくことが、転職成功の一番の近道なんです。
早く動くべき理由
例えば、すごくうまい野球選手だったとしても、その世代の選手が強すぎてプロになれなかった人も大勢いますよね。
高校でプロ入りできなかったから、大学で力を蓄えて勝負する人も多くいます。
実はこの考え方は、転職にも通じること。
大事なのは自分を高く売ることです。
そのため、はやめに動いておいて3年間で勝負するのが鉄則。
自分が高く売れるタイミングで勝負できますからね。
転職活動の経験は資産になる

早いうちから転職活動を経験していれば、今の自分の課題や足りないものが明確になります。
もし難しいと考えれば、一度転職することを保留することもできますからデメリットもありません。
実際私も、初めての転職活動はうまくいきませんでしたが、その経験があって数年後に希望以上の会社への転職を実現しました。
転職活動の経験は、あなたにとって大きな資産となります。
次の転職活動の時に、あなたの大きな力となるでしょう。

挑戦するメリットは大きいですよ
第二新卒で転職する考えは甘い?逃げ?

ここまで第二新卒での転職をおすすめしてきました。
しかしながらどうしても気になるのが、ネガティブな意見。
第二新卒で転職する考えは「甘い」「逃げ」という人はいまだに大勢います。
だだ、そんな情報を鵜呑みにしたら人生終了。
一生後悔することになりますよ。
この記事を読んで、第二新卒の転職を前向きにとらえてくださいね。
最低3年は働けは過去の話
一番多いのは早期退職は不利、最低でも3年は働けと言うケースです。
しかしながら、それは終身雇用が成立してた時の話。
この激動の世の中、どんな大企業でも3年で倒産する可能性も出てきます。
不満や疑問を持ちながら働くのは、ある意味リスクと言えるでしょう。
実際、冒頭でもご説明しましたが、早い人は1年以内に見切りをつけて転職を成功させてます。
大事なのは選択肢を増やしておくこと

もちろんすぐに仕事を辞める必要はありません。
大事なのは選択肢を増やしておくこと。
転職の選択肢を増やしておけば、不満があれば転職できますからね。
勢いで会社を辞めて、無職になるリスクもありません。
第二新卒で転職するのは甘いと言う人の心理
それでも第二新卒が「甘い」「逃げ」だということが気になる場合はその人の心理を理解しましょう。
相手の立場を理解することによってそれが正しいかどうか分かります。
- 転職を悪だと思ってる
- 自分がやってきたことを否定された気持ちになる
- 今の世の中の状況を知らない
細かく解説していきますね
転職を悪だと思っている

第二新卒での転職に対して、「甘い」「逃げ」という人は、転職することが悪いことだと思っている傾向が多いです。
新人研修や採用に投資した会社に対しての、裏切り行為だと考えます。
実際会社にとっても、お金をかけて採用し教育した人材に抜けられたら大きな損失。
転職することは会社ににとってはマイナスではあるでしょう。
そんなマイナスを与える転職を悪だと考えるんですね。
終身雇用を保証してくれるなら、会社に尽くしてもいいかもしれません。
しかしながら、いつ会社が傾くか分からないのがこの時代。
会社の状況によっては、こちらが望まないタイミングでリストラにあうかもしれません。
自分がやってきたことを否定される気持ちになる
自分がやってきたことを否定された気持ちになって、第二新卒の転職を非難する人も多いです。
実際、その人たちも第二新卒の時にも同じように「甘い」「逃げ」と言われてきた可能性は高いですからね。
自分たちが我慢してきたのに、新しく入ってきた世代が理想の働き方をするのは面白くないでしょう。
今の世の中の状況を知らない
転職自体は右肩あがりで、転職するのは当たり前な時代になってきています。
その転職に対して「甘い」「逃げ」だと言っている人は、今の世の中の状況を知らない人が多いです。
特に第二新卒が、浸透してきたのは最近の話。
「甘い」「逃げ」など、根性論を振りかざす人は時代に逆行しています。
今は、個人が理想の働き方を目指して、仕事を選ぶ時代。
思考停止して、働いている人のほうがよっぽど甘い考えだと言えますよね。
そもそも転職は逃げではない

そもそも転職は逃げではありません。
転職は、自分の価値を高める手段です。
私自身も転職して自分の市場価値は大幅に上がりました。
転職は自分の価値を高める手段
具体的な数字だと、年収が200万円UP。
けれども前職ほど仕事をしているわけではありません。
実際に働いてる時間は前の会社の半分ぐらい。
しかも
- フルリモート可
- 定時退社アリ
- フレックス出社
- 有給自由に取得
- スキルUPのための補助金あり
以前は考えられないような環境です。
それでも年収は大きく上がりました。
今も転職サイトには登録していますが、前の会社とは比べ物にならないぐらい良い条件のオファーが連日届きます。
私自身がすごく能力が上がったわけではありません。
転職をうまく使って自分の価値を高めることに成功しただけです。
でも、これは転職を考えている人全てに可能性があること。
私が特別なわけじゃありません。
危険なのは逃げ癖がつくこと

一点だけ注意すべきは、逃げ癖がつくこと。
仕事が嫌だから、やめてしまって転職しようなんて甘い考えは持たないでくださいね。
その場合だと、次の仕事も続きませんし、自分の価値を下げるだけ。
第二新卒の転職が有利なのは、在職中のケース。
仕事を辞めてから転職活動すると、一気に難易度は上がります。
それこそ逃げ癖がある人間だと思われるから。
そのためもし第二新卒の転職を考えてるのであれば、仕事を続けながら転職活動をしてくださいね。
第二新卒で転職するなら

よし、第二新卒で転職活動してみよう
続いて「第二新卒での転職に挑戦しよう」と考えた人に、第二新卒の転職のポイントを解説します。
しっかり最後までご覧になって、第二新卒の転職を成功させてくださいね。
まずは転職サイトに登録
第二新卒で転職するのであれば、まずは転職サイトに登録しましょう。
後からご説明しますが、基本的には転職エージェントを活用したほうが、転職成功率は上がります。
では、なぜ転職サイトにまず登録すべきか解説します。
先に転職サイトに登録すべき理由

それは、転職活動の主導権を握るためです。
転職サイトに登録し、自分なりに興味を持った求人や業界を下調べしておく。
そうすることで、転職エージェントの面談がスムーズに進みます。
一方的に、転職エージェントが転職させたい業界に誘導されるリスクも減りますよ。
また、質問したい内容を整理しておくことによって、その他の求職者との差別化も図れるんですね。
可能なら自己分析も済ませておくのがベスト。
自己分析は、転職サイトに登録することで、自己分析ツールが使えます。
参考記事⇒Re就活の適職診断がめちゃくちゃあたっていた件|使い方を徹底解説
転職サイトに先に登録しておくテクニックは、20万部も売れているベストセラーの転職本「転職の思考法」でも推奨されているテクニックです。

ちなみに私はこのテクニックを知らずに、初めての転職活動は失敗しました
なんとなく面談しただけで、自分にぴったしの求人を紹介してくれるほど甘くないのが現実です。
転職を成功させるためにも、必ず面談の前に転職サイトには登録しておいてくださいね。
ちなみに、転職サイトに登録するなら第二新卒に特化した転職サイトRe就活がおすすめ。
登録がたった1分できますし、未経験の求人にも特化してるので、今の自分がどのような仕事に就けるのか調べるのに最適です
\簡単1分で無料登録/
※登録後も料金はかかりません
その他の転職サイトについては【タイプ別】おすすめ転職エージェント・転職サイトにて紹介しています
転職は独学でうまくいくほど甘くない
何事も独学で進めるとうまくいきません。
転職サイトの登録して、ある程度予習を済ませたら転職エージェントに登録しましょう。
転職エージェントは、転職サイトと違い担当者が転職を支援してくれるサービス。

しかも求職者は無料で使えます。

【実体験】直接応募より転職エージェントを経由したほうが受かりやすい?でも解説してますが、転職エージェントを使うと転職成功率は格段に上がります。
はじめて転職する人にとっても、心強いサポートでもありますので、うまく活用してくださいね。
参考までに私が使って、満足度の高かった4社の転職エージェントをご紹介します。
おすすめ転職エージェント
- doda 満足度1位
- リクルートエージェント 満足度2位
- JAC Recruitment 満足度3位
- マイナビエージェント 満足度4位
ひと通り登録する場合は、
『お気に入りに登録しておく』か
『別のウィンドウで開く』
で、とりあえず開けておくのが時短になっておすすめです

迷ったら、求人数の多いリクルートエージェントとdodaの2社に登録しておけばOK
※表の転職エージェント名をクリックすると各転職エージェントのホームページに移動できます。
|
![]() |
![]() |
![]() |
リクルートエージェント |
doda |
マイナビエージェント ![]() ![]() |
JAC Recruitment |
個人的満足度4.3(5点満点中) | 個人的満足度4.7(5点満点中) | 個人的満足度3.9(5点満点中) | 個人的満足度4.2(5点満点中) |
20代~ 50代対象 | 20代~ 50代対象 | 20代~ 30代前半対象 | 20代後半~50代対象 |
求人数No1 | 手厚い転職支援 | 20代に強い | 外資系に強い |
・求人数No1なので登録必須 ・迷ったら登録しておこう |
・求人数No2エージェント ・リクルートより支援が手厚い印象 |
・若手の転職に強いので、20代におすすめ ・30代後半~の紹介は苦手 |
・英語スキルがなくても使えた ・結構良い求人を紹介してくれた |
理想は4社と面談して良い求人があったところに絞るのがおすすめですが、少なくとも2社には登録しておいてくださいね。
ポイント
リクルートエージェントは転職者の8割が利用しており、dodaは転職者の5割が利用。
その理由は、どのような状況においても求人数は転職成功率に影響するから。
数字から見ても、多くの人がリクルートエージェントとdodaの2社に登録していることがわかります。
その他の転職エージェントについては、【タイプ別】おすすめ転職エージェント・転職サイトにてご紹介しています。
転職エージェントを使う場合は、一点気を付けるべきことがあります。
転職エージェントを使う際の注意点
それは転職エージェントの性質上、担当者の当たり外れがあるということ。
しかしながら、このデメリットは転職エージェントを複数登録することによって解消できます。
リクナビネクストの調べによると転職者は、平均で4.2社の転職サービスを利用しているそうですよ。
つまり転職を成功させるのであれば、複数登録は必須といえますね。
※参考記事 転職エージェントに複数登録すると大変?【実際に複数登録しました】
職務経歴書は一度作ってしまうと、使いますので複数登録はそれほど手間ではありません。

転職成功率を上げるためにも、ここはしっかり登録しておいてくださいね
詰んでしまわないように数年後の転職も視野に

実際に転職活動を始めて、希望の会社に入れるのが理想ですが、状況によっては難しい可能性もあるでしょう。
しかしながらそこで諦めてしまっては、今の業界で一生働くことになり詰んでしまいます。
経験を積んでから転職することを考える
その場合は経験を積んでから転職することも考えましょう。
悲観的になる必要はなく、今の状況が知れたと前向きに捉えるべき。
今の仕事で経験が積めるなら、転職を保留してもいいですし、難しいようなら経験を積める会社に転職するのもありですね。
私自身も、一度目の転職は断念して実績作りに専念し、数年後に転職活動を再開。
結果、当初に希望していた以上の条件の会社に転職できました。

人生終了と悲観的にならないように、経験を資産に変えてくださいね
第二新卒の転職を成功させるために
以上、第二新卒枠の採用が甘くて狙い目の理由と、第二新卒で転職させるためのポイントをを説明しました。
ここまでご覧になって
- 転職サイトに登録してみる
- 転職サイトと転職エージェントに登録する
- 「そうなんだ」で終わる
どうするかはあなた次第です。
- やりたい仕事ができるようになる
- 年収が大幅に上がる
- ライフワークバランスが充実する
- ストレスない働き方ができる
- 他人に誇れる仕事に就く
人によって理想は様々。
でも一つ言えるのは、その理想を手に入れることができるのは行動できる人のみ。
今日から行動するか、明日に回すかで転職の成功率は変わります。
後回しにして人生終了とならないように、後悔しない行動を選択しておいてくださいね。

あなたが理想の働き方を実現できるように応援してます!
\簡単1分で無料登録/
※登録後も料金はかかりません