転職エージェントで書類選考が通らない
かつて私も経験しました。
転職エージェントを使い、転職活動をしている人の中で、書類選考に通らなくて悩んでいる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
かつて私自身も転職活動の際に、なかなか書類選考が通らなかった経験もしました。
今回は、私の経験から転職活動の書類選考で気をつけるための3つのポイントをご説明します。
同じような悩みを考えている方に少しでも参考になれば幸いです。
最後に裏ワザ的な方法も記載していますので、最後までご覧いただければ幸いです。
転職エージェントで書類選考が通らない場合はどうすべき?
転職エージェントで書類選考が通らない場合に取るべき行動は3つです
- 書類選考が通らない理由を分析する
- 上記を踏まえた上で対策を立てる
- 転職エージェントとの信頼を得る
実際にどのようにすべきかご説明します。
その前にチェック!
転職エージェントについての詳細はコチラ⬇厳選!転職エージェント
少し話がそれましたが本題に移ります。
転職エージェント経由で書類選考が通らない理由
まず、転職エージェントで書類選考が通らない理由についてです
書類選考が通らない理由は様々ですが、私が書類選考が通らなかった理由は下記でした
- 職務経歴書の書き方に問題がある
- 自己分析がしっかりできていない
- 企業が求めている人材とマッチしない
順に説明します。
職務経歴書の書き方に問題がある
あまりにも書類選考が通過しない場合は、まずは職務経歴書の書き方を見直してみましょう。
書類選考で落ちるときにすぐにでも見直したいポイント
できるだけ数値化し、実績にはエピソードを入れるなど具体的なテクニックはありますが細かい部分はさておき、すぐに手を入れるべきは肩書がおすすめです。
私は前職で少し採用に関わっていたのですが、面接を確約した人以外の職務経歴書の詳細まで確認されないケースが多いです
それでも、確実に目に入るのは
- 顔写真
- 年齢
- 取得資格
- 前職
- 役職と肩書
です。
上記の中で、唯一すぐに変更できるのは肩書ぐらいです。
下記は同じ仕事内容にもかかわらず、肩書が違う一例です。
(実際に私や友人の会社で業務が同じにもかかわらず肩書が変わった例です)
- 法人機器営業 →SIソリューション営業
- IT機器提案販売 →DX推進コーディネーター
- 商品バイヤー →新規開拓戦略企画室
- 支援販売員 →特販営業本部担当
私の場合は、法人機器販売の肩書をSIソリューション営業にしたことにより書類通過率が目に見えて上がりました。
一点気をつけていただきたいのですが役職や仕事内容を偽るのはNGです。
NG例)一般職→部長 やったことのない仕事内容の肩書
この場合は明らかに経歴詐称になってしまいますので、ご注意ください。
役職を偽るのは問題ですが、名刺の肩書に関しては自分で自由に設定できる会社も多いです。
変更する場合は、旬なトレンドのキーワードや少し大げさなネーミングの肩書をつけることがおすすめです。(DX・戦略・特販・推進など)
ここで、興味のあるキーワードや大げさな肩書があると、「どんな人だろう?」と興味を引くことができます。
肩書に手を加えるのは少し抵抗がある方もいると思いますが、どんなに話が上手な人も書類で落とされてしまえば100%能力は発揮できません。
あまりにも書類選考で落ちてしまう場合は、肩書を変更してみるのは一つの手です。
別の転職エージェントにも登録して違う職務経歴を使ったパタ-ンと比較するのもおすすめです。
実際、私自身も試してみました。
私の過去の職務経歴書や取り組みに関しては下記のページに記載しておりますのでよろしければご参照ください。
必要のないアピールが多くなっていないか
30代を超えてくると、職歴も長くなってきいます。
そのため、アピールポイントを多く書きすぎて、本当の強みがなにかわからなくなってしまうケースもが多いです。
冒頭でも説明しましたが、採用側は全ての職務経歴書を細部まで読み込むわけではありません。
何が一番その会社が求めているかを考えてその項目のみ重点的に書き、その他の項目は箇条書きで済ませてしまうぐらいでよよいでしょう
応募先に対して自分が一番アピールできることは何かを完結に書くことをおすすめします。
その他の実績や経歴については2~3項目箇条書きにするぐらいでもいいでしょう。
実際、私も店長や販売員時代に数多くの賞を受賞したものの、営業の求人に応募する際にはバッサリその部分を削除し直近の外回り営業の実績を中心に記載したところ、驚くほど書類通過率が上がりました。
せっかく積み重ねしてきた、経験をアピールできないのは少し辛いかもしれません。
しかし、書類を通過しないことには先にすすめませんし、職務経歴書に書いてない実績というのは、面接時での大きな武器になります。
割り切って自分の一番の強みに絞りましょう。
私自身も、面接時にこの削除していた内容の部分が+αのアピールポイントとなり、採用にいたりました。
強みの絞り方については後ほどご説明します。
詳細なチェックは転職エージェントを頼る
書類選考が通らない場合は転職エージェントに再度相談することも必要です。
強いを絞って修正したいのであれば、具体的に書き直したほうがいいところはないか聞いてみてください。
転職活動はトライ&エラーの繰り返しです。
客観的な意見をもらうことにより、問題を明確にできて改善しやすくもなります。
ご担当頂いている方の能力や人間性もサイド確認できますので、それでも全く成果が上がらないのなら他の転職エージェントに登録するのも一つの手です。
転職エージェントの職務経歴書のチェックレベルは担当者によって大きく差があります。
実際私自身も「この人大丈夫かな」と感じるケースも有りました。
本当に困っているのに不誠実な対応をとられる場合もあるかもしれません。
そういった場合は、良いタイミングでもあるので思い切って他の転職エージェントにも登録しましょう。
他の転職エージェントを使うだけで状況が大きく改善するケースも多いです。
※おすすめの転職エージェントは下記にまとめていますのでよろしければご参考ください。
自己分析がしっかりできていない
書類選考が通らない理由の一つとして自己分析ができていないというケースも多いです。
私自身も、しっかり自己分析できているつもりでしたが、客観的に分析すると見直すべき点も多かったです。
自分自身が強みだと思っていても、採用側からは魅力的でなかったりします。
逆に自身がそうでないと思ったことに関しても意外と採用側にとっては魅力的なこともあったりします。
こういったギャップを解消しないまま職務経歴書を作成すると、強みを絞ったとしても的はずれなアピールとなってしまいます。
実際、わたしが初めて作成した職務経歴書もそうでした。
こういったギャップを解消するためにも、必ず自己分析は行いましょう。
簡単に自己分析をするならミイダスを使うのがおすすめ
先入観も関係し、自己分析を自分の中だけで完結すると限界があります。
一番の理想は、一緒に仕事をした同僚や上司に聞くことですが、ハードルは高いですよね。
そんな場合は転職エージェントとの面談や外部サービスを活用しましょう。
ちなみに自己分析をするのに、私は下記サービスを使いました。
- ミイダス 自分の市場価値を分析!
⇒簡単な登録のみで自己分析のみの活用が無料でできるサービス
ミイダスのコンピテンシー診断サービスとは?
ユーザーのコンピテンシー(行動特性)を分析し評価するサービスです。
簡単な質問に回答するだけで
- パーソナリティの特徴
- 上下関係適性
- ストレス要因
- マネジメント資質
上記4つの評価が数値化されます。
使ったからといって絶対にミイダス経由で転職する必要もありません。
しつこい電話営業もなかったです。
もし良い求人があれば、応募するといった使い方でも問題ありません。
実際に私は自己分析だけに活用させていただきました。
自身が見つけていない可能性にも気づかせてくれるケースもありますのでぜひ活用してみてください。
企業が求めている人材とマッチしない
どんなに優秀な人であっても、企業が求めている人材とマッチしなければ採用されません。
例えば、求人情報に書いてないものの企業側で年齢制限があったり性別を指定しているケースです。
また、未経験であるならある程度年齢が若いほうが良いなどこちらには開示されない情報も多いです
これは自身の力ではどうしようもない部分です。
私は、もともとIT機器を扱う仕事をしていたのですが、食べることが好きだったので食品メーカーで働きたいと考えていました。
そのため転職の際に、食品メーカーにも数多くエントリーしましたが結果は全落ち。。。
全くかすりもしませんでした。
書類選考が通らない他業種は避けるべきか?
結論から申し上げますと、無理に避ける必要はありません。
実際に他業種で働きたいから転職したいという人も多いと思います。
この段階で必要なことは書類選考で落ちても、継続し書類を出し続ける強いメンタルを持つことです。
簡単そうに見えますが意外と難しく、何度もお祈りメールが来ると精神的に「無駄な作業じゃないか」とあきらめがちです。
しかし、書類を出さないことには100%受かりませんので、まずは、エントリーすることが重要ですです。
実際、私の同僚も何度も落ちた末に他業種への転職に成功しております。
自身も他業種への転職こそ叶いませんでしたが、希望以上の大手メーカーに転職することができました。
ちなみに、内定を頂いた転職先の子会社に関しては書類選考で落ちております。
子会社に落ちたからといって、親会社に応募しなかったらこのような結果にはならなかったでしょう。
また結果から、親会社やグループ会社同士で採用情報を共有しているわけではないことがわかりました。
「ただの精神論じゃないか!」と思われる方も多いと思いますが、折れない心をもつことが転職活動においては最も重要です。
前向きな気持ちを継続して持たないと、結局書類を通過したところで面接は通過しませんから。
転職エージェントへのアピールも忘れずに
書類選考が通らない理由をしっかりヒアリングし、その他に打つ手が無いかも相談しましょう。
転職エージェントを使った転職活動に関しては、担当者の力も大きく影響します。
こまめに相談をすることで、やる気をアピールしましょう。
担当者が信頼してくれれば、自分にあった求人を紹介したり、企業に売り込みをかけてくれるかもしれません。
それでも、担当者の動きが変わらないのであれば、他の転職エージェントを使うなど早めに手をうつことが重要です。
まとめ(転職エージェントで書類選考が通らない場合の対処法)
以上、今回は転職エージェントで書類選考が通らない場合の対処法をご紹介しました
最後にここまでの話をまとめます。
- 書類選考に落ちても気を落とさず出し続けることは何よりも大事
- 職務経歴書は肩書に手を入れることが効果的
- 自己分析がなにより重要。自己分析をするにはミイダスを活用するのがおすすめ
- 行き詰まっていたら転職エージェントを変えるのも一つの手段。それだけで大きく状況が変わるケースも有る
繰り返しになりますが、転職活動はトライ&エラーの繰り返しです。
書類選考が通らないからといって悲観的になるのはよくありません。
このページをご覧にただいているだけで、少しでも今の状況を改善しようと考えられているのでご立派だと思います。
悲観的な考えになってしまうと、書類選考を通ったとしても面接にも影響します。
今の状況を冷静に分析して、気持ちを切り替えてひとつでもできることに手を打っていきましょう。
今回の内容が少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。