上司の悩み 仕事術

部下を助けない上司との付き合い方

投稿日:2021年1月11日 更新日:

 

上司が守ってくれない

 
 

同じく経験あります。

 

びっくりするようなタイトルですがこのような上司は結構います。

以前私が勤めていた会社の上司にも多くいましたし、今の会社にも多くいます。

部下を助けない上司は職責を全うしてないともいえます。

しかしながら部下は上司を選べないですし、うまく付き合っていかないと仕事にも大きく影響します。

では、そんな上司のもとに配属されたらどのように付き合っていけばよいでしょうか?

今回は、部下を助けない上司との付き合い方についてご説明します。

部下を助けない上司の三つのケース

部下を助けない上司に遭遇するときは大きく三つのケースに別れます

  • 性格的や能力的な問題がある
  • 上司に単純に嫌われている
  • 悪気はないが間違った考えを持っている

状況によって対応の仕方は変わりますので順にご紹介いたします。

上司が性格的や能力的な問題があるケース

上司が、部下の面倒を見るのが嫌だったり、部下の代わりに矢面に立つのが苦手なタイプだった場合です。

この場合は、単純に管理職としての能力が不足しているだけなので頼りにしないほうがいいです。

頼りにしたところであまり期待できる働きはしてくれません。

そのため、「間違っても上司はいつかかわってくれるはず」などと考えて我慢していると痛い目を見ます。

割り切って、自分自身が成長のためと管理職になる気持ちで働いてみるほうがよっぽど有益です。

また、上司のタイプも管理職としては無能でもプレイヤーとしては優秀な人間も多くいます。

その場合は、役割分担を逆にして、自身が影のブレーンとして働いてもいいかもしれません。

実際、私自身も過去にプレイヤータイプの上司と働いたときに、はじめはうまくいきませんでしたが、全体的な戦略は私が考えて上司がそれを実行することに役割分担することで大きく業績を伸ばすことができました。

影のブレーンになるには、とにかくアイディアや進言の数を増やし、上司の信頼を得ることが重要です。

信頼関係ができていたところで、「〇〇さんの代わりは、誰にも務まりませんので実際にうごいてもらえませんか?その代わり細かい指示や戦略は私が考えますので」と役割分担を切り出しましょう。

あくまで二人だけの密約にすることがポイントです。それにより上司はメンツを保ちつつ得意分野に集中でき、自身は最終的な責任をとらずに管理職の業務を経験できます。

部下を助けない上司に単純に嫌われているケース

他の部下に対しては、しっかりサポートしている場合は、単純に自身が上司に嫌われている可能性があります。

その場合は、なぜ嫌われているかを分析しましょう。

周りにアドバイスを求めてもいいですし、素直に上司にアドバイスを求めてもいいでしょう。

上司とのコミニケーションを改善することで、状況が好転する可能性があります。

「上司が守ってくれない」と悩む前に行動しましょう。

上司に悪気はないが間違った考えを持っているケース

部下を助けない上司が助けないことが部下の育成のためだと上司が勘違いしているケースです。

この場合は、日々の付き合い方によって大きく考えを変えてくれる可能性があります。

性格的や能力的な問題があるケースと見分けがつきにくいのですが、しっかりコミニケーションをとることによって判断しましょう。

実際、私が

上司が変わってくれたエピソード

店舗勤務時代のエピソードです。

ある日、私の店舗に一人の上司が配属されました。

先程の悪気はないが間違った考えを持っているタイプの上司です。

「信じられるのは自分だけ、自分のことは自分で守れ」と言うのが口癖でした。

上司が配属され1ヶ月過ぎたあたりから問題が発生しました。

私の下についていた直接の部下より深刻な顔で相談されました。

「自分がミスしたことでクレームが発生し、お客様より「上司をだせ」と言われたので、お願いに伺ったところ、なんと、「自分でなんとかしなさい」との返事。

慌てて私のところへ飛んできて相談に来たわけです。

まずは、お客様がご立腹でしたので私から謝罪しご納得いただいて、その方はの問題を解決させました。

その後、上司の下へ行き事の報告と、「なぜ謝罪してくださらなかったのか」と質問したところ「自分のことは自分で処理してください」との回答でした。

この人は今後もこういう時には謝罪しないのだと痛烈に焼きつきました。

そして、この日から、多方面から同じような問題が発生し、私のクレーム対応が増えました。

責任者である人が、事あるごとに「自分でやれ」というのは職責を全うされていません。

よく言えば育成かもしれませんが、部下が困っているから相談をしてきている時にヒントやアドバイスもなく「自分でやれ」というのは育成ではないと考えました。

そのため、同僚と相談し直接話し合いの場を設けてもらいました。

話し合いの場での上司の意見は

  • 今まで自分もそうやって覚えてきた
  • できないことではない
  • これが自分の方針だ

といううものでした。

部下を助けない理由を探る

このままでは問題は大きくなるし、困っている部下をそのままにはできなません。

まずは、この人が何故そういう発想になったのか経緯をさぐろうと思いました。

性格が悪くて言っているだけなら、その人の上の上司に直談判しようと、でももし何かがあってそういうことを言っているのならば改善の余地が有ると考えたのです。

あからさまに聞けばえないと思い、コミュニケーションをとるべくランチの時間を近づけました。

出勤が重なっている時にその日の行動表を確認し、一緒の時間にできるときはあえて一緒になるよう変更し、難しい時は、午後の休憩を使って一緒になるようにしていました。

その都度、色んな質問をしていきました。

最初のうちは、ただ食べていて話に参加する気配もなく、質問すれば答えますが、のらりくらりとした返事の仕方でしたが月日を重ねること2ヶ月。ついに自分の昔の話をし始めました。

いざ話を聞くと・・・自分が部下だった時の最初の上司が教えたことでした。

人を頼るな。自分のことは自分で。仕事も人の仕事ぶりを見て覚えろ。」昭和時代のドラマで聞くような上司の台詞を本当に言われた人がいました(笑)

それをそのまま実践してきただけで他意はないのだと・・・しかし、そうやって他の人に接してこれていたので「コミュニケーションが難しい人なのだ」と分かったので、作戦を立てました。

みんなからは嫌がれました・・・そうですよね。ひどい言われて、守ってももらえなくて、上司だと威張られていたら協力したくないですよね。

でもそれでは、チームワークはとれないし、バラバラでは目標に一緒に向かうこともできないです。

なんとか協力してくれるように、個々に説得しました。

全員対上司で取り組まなければ無理だからと言って・・・“全員対上司”が効いたのか?わりと短期間で協力体制が築けました。

業務上の話でも良いので、相手との会話数を増やす

上司の仕事を手伝うことは難しい物もありますが、幸い私は代行者だったこともあり、その人の前の上司の時から業務を任されていたのもありましたので、嫌がられながらも距離を保ちつつ入り込みました。

信頼関係を構築しなければ、人の話に耳を傾けるタイプではないので、私に仕事を任せたいと思ってもらえるように、自分から「私ができる仕事ないですか?」と食い気味に言っていました。

そうすると「向上心があって、いいね」と違う方向に進みそうになりましたが、そこは期待を裏切らないようにそのまま向上心のある良い部下を続けていました(笑)

必要以上に“報・連・相”を行い、相談事は「自分で」と言われないように、選択肢を3つぐらい持って行き、「決めかねているので助言が欲しい」と言い方を変えていきました。

するとだんだん答えるようになり、私だけでなく、みんなに同じようにしてもらっていたので、「自分は必要な人だった」と思えるようになったのか?気持ちの変化が感じられました。

日常会話が円滑に楽しめるようにする

ランチ・休憩などは今まで通り、なるべく多くの人数上司ををかこみ雑談する。

できるだけ雑談の中心に上司がいるように会話を仕向け、ご自身の今までの話や考え方などが感じ取れるように、最後はなるべく質問を投げかけ、返事をかえしてもらう。

その繰り返しで会話が単発で終わらず続くようになっていきます。

私は、この雑談にもヒントが隠されている時があるので、注意深く聞きながら行動・様子を見ていました。

上司が変わったと感じた瞬間

1ヶ月経たないくらいのある日、上司と本社の方とで電話会議されていました。

なにか電話で揉めていたようで、突然私が呼ばれました。

上司のところに行くと「本社の人から、私では話にならないから担当替わるようにと言われたので、あとよろしく」とだけ言い放ちデスクを離れていきました。

恐る恐る電話を変わると相手もかなりご立腹な状態で、事の説明を受け今後は私が窓口になるよう指示されました。

どうやら意見の食い違いで、上司は全くと言っていいほど自分が引く事をしないで押し通したそうです。

会社としても出来る事出来ない事とあるわけで、その折り合いを付けるのが役目だったはずが、本人曰く私たちの意見を通そうと交渉していたようです。

私たちのために本部相手にけんかを売るなんて非常に驚きました。

良い方向に進んできているので否定にならないように、して頂いた事への感謝を伝えたのち

「しかしながら私たちはサラリーマンなので会社の意向は無視できないのだから、再度交渉いただけませんか?」と頼りました。

怒りが収まってきたのか、冷静に私の話を聞き「じゃあ作戦を皆で考えよう」とスタッフ全員集めて緊急対策会議を開きました。

その後は本社へ自ら電話をし、先程の電話での対応について話をして、再度上司がが担当すると伝えていました。

このやり取りの姿を見て全員が「あれ?変わってきた?」と感じながらも半信半疑で見ていました。

その後私たちと話しながら何とか折り合いを付け、お互い出していた条件に近づけられていました。

それからも部下の指導や面倒見もよくなり、いつしか「信頼される・頼られる上司」に変わっていました。

チームとして団結力も高まりお互いを認め合う環境ができました。

このように時間はかかりましたが、少しずつ焦らないで相手の気持ちを汲みながら改善につなげる事はできると確信しました。

まとめ(どうしてもうまく行かない場合は)

以上 部下を助けない上司との付き合い方についてご説明しました。

最後にこれまでの話をまとめます。

  • 部下を助けない上司には三つのケースがある
  • まずはコミニケーションをとってどういった上司か判断する
  • 付き合い方を変えることにより状況が改善されるケースがある

人は、集団で生きる生き物であり、そのためにはコミュニケーションは欠かせません。

まずは相手の背景など情報収集して、否定ではなく建設的にしていくと明るい兆しが見えるでしょう。

どうしても、改善されず我慢が限界の場合は異動や転職を考えるのも一つの選択肢です。

本来部下を助けるのは上司の責任です。間違っても自分を攻めて我慢しすぎないように気をつけましょう。

今回は以上です、この内容が皆様にとって有益な情報となれば幸いです。




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