上司の悩み 仕事術

【解決策】上司に怒られる人の特徴は?

投稿日:2020年12月29日 更新日:

 

なんで怒られるんだろう?

 
 

しっかり分析しましょう

 

会社勤めをしていると「怒られる」というのは避けては通れない悩みですよね?

私自身も会社で働いていて、上司に怒られたことなど星の数ほどありますし、部下を怒ることもあります。

絶対に上司に怒られないためには、極論を言えば自分が社長になるしかありません。(泣)

人間ですからミスをしますし、意図せず会社や上司に迷惑をかけてしまうことがあるため、会社勤めで全く怒られない人なんていないでしょう。

しかしながら迷惑をかけたときに、怒られる回数を減らすことは可能です。

今回は私の経験から

  • 怒られやすい人の特徴
  • 怒られやすい人にならないために
  • そういった人と仕事をする際の接し方

についてご説明します。「怒られやすい人の特徴」をうまく理解しすることにより、ストレスの少ない職場を意識して働きましょう

「怒られやすい特徴」を理解する

上司という立場から見れば、怒られやすい人と怒られにくい人というのは確実にいます。

あなたの周りにも「あの人いつも怒られているな」という同僚などいらっしゃいませんか?

その人はもしかしたら「怒られやすい特徴」を持っているのかもしれません。

怒られやすいのはどんな人?

では怒られやすい人とはどんな人でしょうか?

怒られそうなタイプを2つ挙げてみます。

  • 成果を出せない人
  • 上司に対して反抗的な人

この2つのタイプ、意外かもしれませんが実はそんなに怒られる人ではありません。

成果を出せない人

成果を出せない人にはもちろん指導しますし、時に強い言葉を使うこともあるでしょう。

ですがそれを繰り返すことによって、瞬間的に仕事の生産性が上がっても「継続的に生産性があがる」というケースはあまりありません。

ある程度管理者の経験を積むとそれに気づくので内心では「諦めて」しまいます。

そうなると怒る対象から外れます。「本気で指導しよう」という気持ちがなくなるからです。

冷たいようですが、1つ補足をしておくとその人に能力がないと考えるわけではありません。

今の仕事内容への適正がないだけだと考えます。

ご自身で退職を選ぶ人もいますが、上司の立場からは、よほどのことがない限り退職を勧めることはなく、一般的には他部署への異動や別の役割を勧めることが多いです。

結果、異動先の部署や別の役割で活き活き仕事をしている人も多くいます。

上司に対して反抗的な人

次に、上司に対して反抗的な人です。

反抗的な人自己主張の強いタイプが多いと思いますが、合わせて周りの人から認められたいという欲求も強い(自己顕示欲と言います)ので、仕事で成果を出すことにこだわるからです。

成果を出してくれる人には上司も多少の生意気は許します。

そういう人は、会議などで会社の決定事項や上司である私の意見に対して不満をよく言います。

意見を言ってくれるのであればとても良いことなのですが、ただの不満は耳を傾けてもあまり意味がありません。

結局のところ、会議で決まったことをやりたくないから不満を言い、みんなの気持ちを自分が代弁しているんだという間違った正義感がそうさせます。

ただし上司はそれを見抜いた上で受け流します。

なぜなら、その人を怒るとその人のプライドを傷つけてしまいます。そしてそのことが仕事の生産性低下につながることを理解しているからです。

上司に怒られる人は「受け身の人」

では、上司に怒られる特徴のある人というのはどういう人でしょうか?

私が考える怒られやすい人の特徴は「受け身の人」です。

自分で積極的に業務を行わない人は、見ていて気持ちのよいものではありません。もちろん生産性も高くないでしょう。

周囲にネガティブな印象を与えますし、部署全体のやる気にかかわります。場合によっては同僚を巻き込んで取り返しのつかない事態に発展してしまう危険性があります。

どんな人にも上司というものは怒ることはありますが、このパターンの方に関しては「怒り狂う」勢いで怒る人が出てくる可能性があります。

受け身の人は嘘をつきやすい

これは実際の体験談です。

ある時Aさんが同じチームに配属されました。Aさんは、ある程度の経験がある人間です。

Aさんは性格は温厚で人当たりもよく、どちらかと言えば人に好かれそうなタイプでした。

配属されてすぐに気づいたのですが、Aさんは私が何を聞いても「はい、分かっています。大丈夫です」と答えるのです。

チームに入ったばかりですので、当然覚えなければならないことが沢山あります。しばらくは、座学で仕事に必要な知識を詰め込むのも必要ですが結構な量で、覚えきれないのが普通です。

そのため、現場で私や先輩方について回り、座学で学んだことを実際に体験して理解していくのが一般的でした。

ですが入社当初よりAさんは何を聞いても「大丈夫です」と言います。業務に関する質問を一切してこないのです。

私は「おかしい」と思いました。

そこで私からいくつか業務に関する質問をしてみたのです。すると案の定、Aさんはほとんど答えることができませんでした。

大丈夫と言いながら必要な業務内容を理解していなかったのです。

そのことに気がついた上司がある日、Aさんに下記を伝えました

  • 配属して間もないのだから分からないことがあって当然
  • 分からないことをそのままにしておくことのほうが大問題
  • わからないことがあるといつまでも独り立ちできない
  • 1か月の間は業務に関わるどんな質問でもいいから聞くこと
  • 1か月で最低限の業務に関する知識は身に着けるようにする

この時の上司は全く怒っておらず、丁寧にAさんに伝えました。

Aさんも「はい、そうします」で終了したのです。

ですが次の日、その次の日になってもAさんは、質問をしてきません。

上司はAさんを個室に呼びんで会話しました。

「Aさん、この間話した約束覚えてる?私にどんどん質問してきてね、と言ったよね?」

するとAさんはこう言いました。

「はい、覚えています。質問を整理しようとノートにまとめたのですが、そのノートを家に忘れてしまって。。。」

そして次の日、上司がAさんにノートを持ってきたかどうか確認するとAさんはこう言いました。

「実は昨日も自宅でノートにまとめていて、今朝出勤の時にノートをかばんに入れたところまでは覚えているのですが見当たらないんです、無くしてしまったのかもしれません」

上司の我慢は、限界を越えたのでしょう。

「Aさん!!!〇〇○」

上司は大声でAさんを怒鳴りつけてしまいました。

普段の上司はそうそう感情を表に出して怒るほうではありません。

Aさんはもちろんのこと、オフィスにいたスタッフ全員がびっくりするぐらいの大声でした。

上司もこの時ばかりは、あからさまな嘘に我慢できなかったのです。

受け身の人の負のスパイラル

Aさんの例は極端ですが。

恐らくAさんも初めから嘘をつくつもりはなく、本当にノートにまとめてみようと1度は考えたのかもしれません。

でもノートにまとめることができずにどんどん追い込まれて、最終的に嘘をつかなければならない状況になったのでしょう。

Aさんのように嘘をついてしまう人達には共通した傾向があります。

それは「他者からのアドバイスや指摘を自分自身の否定と捉える傾向がある人」です。

今回のAさんの事例でいうと

  1. アドバイスや指示を自己否定(自分が人間的に否定されていると感じてしまうこと)と捉え、強い苦痛を感じてしまう
  2. そのため積極的に自分からコミュニケーションを図らずに業務も覚えない
  3. 指摘を受けた時には「大丈夫」と嘘をついてその場を逃れる
  4. 嘘がエスカレートして後戻りできないところまでいってしまう(思いきり怒られる)

Aさんは業務も満足に覚えず、嘘をついていたことを皆が気づいてしまったため、他の人からの信用も完全になくしてしまいました。

他の人からもからは「せっかく教えてあげてるのに、全く覚えてもらえず時間の無駄です」という言葉が多く聞かれるようになりました。

上司自身も、Aさんのことで多くの時間と労力を割くことになってしまいました。

その結果、部署全体の生産性にも悪影響を与えてしまいました。

自己肯定感を高めることが大事

それでは、受け身の人はどうすべきでしょうか?

ずばり、「自己肯定感を高めること」です。

自己肯定感とは、自分の存在を肯定的に受け止められる感覚のことです。

自己肯定感が高いとさまざまなことをポジティブにとらえられます。そのため、出来ないことに対して卑屈になりにくくなります。

具体的には、先程の上司の言葉と重複しますが

  • 分からないことがあって当然
  • 知っているふりをしているほうが大問題
  • 積極的に聞くことは迷惑ではない

と考えて行動することです。

積極的に謙虚な行動を意識することにより、味方を増やすことも効果的です。

実際に、私が行っていた味方を増やすための行動についてはこちらに記載していますので、よろしければご参考ください。

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受け身の人との接し方

ではAさんにような傾向がある同僚や部下にはどのように対処していけばいいのでしょうか?

実際に、私が管理職のときにも同じようなタイプの人間が配属されました。(Bさんとします)

そのときに効果的だった方法をご説明します。

自己否定の意識を自己肯定に切り替えさせる

受け身の人は自己否定にとらわれているので、何を話しても相手には届きません。

自己否定とは、先程の自己肯定の真逆で、注意されることをネガティブにとらえてしまう考え方です。

そのため、まずは自己否定の意識から徐々に自己肯定の意識(自分自身の存在意義を自分で肯定できるようにしていくこと)にしていく必要があると考えました。

まずは、あなた自身を否定している訳ではない、ということを繰り返し伝えました。

業務上指摘をしなければならない時などは、枕詞のように「あなたを否定するのではなくて、業務上必要なことだから言うんだよ」と前置きしてから話し出しすことを徹底しました。

伝える時は、必ず1対1で会議室などの密室で第三者に聞かれないように伝えます。

第三者に聞かれることが自己否定の気持ちを強くしてしまうからです。

話し方はゆっくり、相手の反応を見ながら進め、目をそらしたり、伏目になる時には、一呼吸置いて相手が落ち着くのを待ちました。

相手が話しをしてきたら最後まできちんと聞きます。途中で遮ってはいけません。

正直こういった気遣いはとても疲れるものです。

残念ながら、時には大声を出して先ほどの上司のエピソードのように、怒ってしまうこともありました。

ですがこの繰り返しを行うことにより、少しづつ相手の反応は変わってきました。

Bさんの場合も「すみません、それはまだ分かっていませんでした」と言ってくれるようになり変化がおとずれました。

そしてBさんが勉強してその業務を分かった時はチャンスです。沢山褒めてあげました。

Bさんは嬉しそうに「ありがとうございます。」と笑い返してくれるようになったのです。

仕事は決してできるほうではありませんでしたが、もう嘘をつくことはなくなりました。

上司である私からBさんへの接し方を意識したことによって、Bさんも少しづつ心を開いてくれたのだと考えます。

それだけで、私も随分と仕事がやりやすくなり、注意する機会も減りました。

部下ではなく仕事仲間の場合は?

ただしあなたがその方の同僚の場合、ここまで気を遣う必要はありません。

余力があるならば善意で関わってあげてもいいかもしれませんが、基本的にはご自身の業務に集中し、影響を受けないように意識しないと巻き込まれます。(笑)

どうしても業務上かかわらざるを得ない場合や、その人と仲が良い場合などを除き、まずは上司に相談をして対処を求めましょう。

上司に信頼されているのであれば、自己肯定感について進言してもいいかもしれませんが、あくまで部下の問題を解決するのは上司の仕事です。

その後も何か問題があるようであれば、都度上司の方に相談することが効果的です。

まとめ

今回は「怒られやすい人の特徴」をテーマに記事としました。

誰しもが怒りたいわけでなく、怒られている人も怒られたくて怒られているわけではありません。

少しでも相手を理解し、相手を理解することにより互いに気持ちよく働けるようになります。

こういったご時世、少しでもストレスの少ない職場を意識して働きたいですね。

それでも理解されない場合や、自分の限界を越えてストレスを感じる場合は転職するのも選択肢のひとつです。

もしかしたら、もっと良い職場と巡り会えるかもしれません。

今回は以上です。この記事の内容が皆様にとって少しでも皆様の有益な情報となれば幸いです。




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