仕事術 職場の悩み

【解決策】部下に対するストレスが限界の時の対処法

投稿日:2020年12月31日 更新日:

 

もう限界!

 
 

管理職の悩みですよね

 

日々仕事をしていく中で部下に対して「もう限界!」「この部下とは一生口も利きたくないし顔も見たくない!」と大きなストレスを感じることはありませんでしょうか?

私はありました。(笑)

過去形なのは、それなりのテクニックを使い、自身の考え方を変えることによって、部下と接していく中でのストレスを軽減できたからです。

ストレスをゼロにすることは難しいかもしれませんが、テクニックを駆使したり考え方をかえることによりストレスを軽減することは可能です。

今回は、私が部下に対するストレスが限界の時にどのように対処したかをご説明します。

過去のわたしのように、部下とのコミュニケーションの中で感じるストレスが限界に近い状態であるのならば、参考にしてみてください。

働くことは手段であって目的ではない

唐突ですが、あなたは何のために働いていますか?または働かなければならないと思いますか?

  • 生活をするため
  • 家族を養うため
  • 自己実現のため
  • 幸せになるため

人によってさまざまですが、誰しも自分の目的を達成するために働きますよね?

つまり働くことはあくまで「手段」であって皆何かしらの「目的」のために働きます。

私は働くために働く人を見たことがありません。

自分の目的を達成するためのただの「手段」であるはずの仕事に、大きなストレスを感じてしまい、体を壊し、精神にまで支障をきたすことは、本末転倒です。

働くことが目的になってはならないということを意識しましょう

職場のストレスは突き詰めるとすべて人間関係にいきつく

ですが現実には、目的を達成するための手段に過ぎない仕事に大きなストレスを抱えている人があまりにも多くいます。

仕事上のストレスは、実は「全て人間関係」にいきつきます。

あなたが仕事で大きなミスをしたとします。

ご自身で仕事でミスをしてしまったことを思い出してみてください。

あなたは悩み、苦しみ、焦ります。つまり大きなストレスを抱えています。

ここで重要なことは、ミスをしてしまったことそのものにあなたはストレスを感じているわけではない、ということです。

実は、あなたが大きなストレスを感じているのは、上司や部下に強く怒られたり、冷たくされたりすることを恐れているからではないでしょうか?

極端なことを言うと、もし地球上にあなた1人しかいない世界であればストレスとは無縁になるでしょう。

仕事でかかわる他者の中で、最も頻繁にコミュニケーションを取ることになるのは部下になるケースが多いです。

そのため、部下との関わり合いの中で発生するストレスは、大きな割合を占めることになります。

ストレスを感じやすい部下の種類とその対処法

上司としてストレスを感じやすい部下の代表的な例をあげてみます。

  • 生産性が低い部下
  • 感情的で生意気な部下
  • 理解力と判断力に乏しい部下

おおよそこのくらいに大別されるのではないでしょうか?

それぞれに応じた対処法をご説明します。

生産性が低い部下への対処法

営業でいうならば成績が悪い人、内勤関係であれば仕事が遅い人、ミスの多い人です

生産性が低い人はもちろん生産性が低い理由があります。

1番多いのは本人のやる気が無い場合です。

やる気が無くて生産性が上がらない部下、とてもストレスを感じますよね。

上司であるあなたはもちろん、他の部下は一生懸命仕事をしてくれている。

上司であるあなたはなんとかやる気のない部下を頑張らせようと、なだめたりすかしたり、あの手この手を考えます。

でも一向に生産性はあがらずにやる気もないまま。

ただ上司であるあなたのストレスだけが大きくなっていく。

よくあるパターンです。

この場合の対処法として有効なのは、部下に自分で数値目標を決めさせ、それを上司であるあなたと合意し、証拠を残しておくことです。

具体的には、生産性の低い部下と上司であるあなたの2人で生産性向上について話し合う機会を定期的に設けるようにします。

その際に話し合いで行うことは下記の3つです。

  • 今の生産性の状態を2人で確認し、次の話し合いまでにどこまで生産性を上げるか数値目標を決める
  • 数値目標はなるべく部下の申告制とする、少なくとも上司が主導して決めてはならない
  • 話し合って合意したことを文書で(証拠として)残しておく

この話し合いの場を持つことにより、部下は次の決められた期日までに自分で決めた数値目標を達成することを上司に約束したことになります。

言った、言わないにならないようにきちんと文書で残しお互い確認します。

このようにシステマチックに部下の管理の仕方を変えることにより、上司であるあなたのストレスは少し軽くなるかもしれません。

上司であるあなたは1か月に1回程度、定期的に部下が自分で決めた数値目標を達成できているかどうか確認し、そのたびに文書化しておくだけです。

ですがこのやり方、すでに実行している方も多いと思います。

わたしも店長時代に業績がよかった理由を聞かれて、この方法を他店に共有しましたが、「そんなことやっている」と一蹴されました。

なんで業績が悪い店に反論されないといけなかったのかは、いまだに謎ですが。。。(笑)

効果が感じれない場合は

なかなか部下の生産性向上につながらないという場合は、少しやり方に問題があるのかもしれません。

あまり効果が出ていないな、と感じる方はさらに次の3つのことを意識して行ってみてください。

①部下の生産性を多くの視点からデータ化した資料を用意して話し合いに臨む(他の部下との数値の差を対比できるようにまとめたExcelシート形式のイメージ)

②定期的に行う話し合いは絶対に日時を変更しない

③前回に比べて少しでも生産性の向上が図れた部分はきちんと褒める

①データ化した資料を用意して話し合いに臨む

用意した資料を元に話し合いを始めていきます。

まず話し合いの始めの段階で1つ1つのデータを元に生産性の低い部下に説明していきます。

これにより、生産性の低い部下は自分のできていない部分を客観的に指摘されることになります。

思いつきの言い訳や改善策を上司であるあなたに約束することができなくなります。

②定期的に行う話し合いは絶対に日時を変更しない

②話し合いの終わりに次の話し合いの日時を決めると思いますが、1度決めた日時はよほどのことがない限り変更しない。

数ある業務の中でも極めて重要度の高い話し合いの場であることを生産性の低い部下に認識させます。

ちょっと都合悪くなったからといってころころ日時を変更していては話し合いの重要度が失われ形式的なものとなってしまいます。

③前回に比べて少しでも生産性の向上が図れた部分はきちんと褒める

改善が見られた項目は見逃さずにきちんと褒めてあげます。

どうやって改善できたのか、部下の取り組みを聞きましょう。

誰しもそうですが、人に認められるというのは嬉しいものでありモチベーションアップに直結します。

褒めることは本当に大事で、生産性の低い部下は褒められなれてないので効果は抜群です。

しかしながら、なんとなく褒めても、すぐに意図が見抜かれてしまいすので、褒めた根拠を示すことが重要です。

そのため、①②は③をするためのお膳立てだと言っても過言ではありません。

私の場合には大体3名中2名程度くらい、生産性の向上がみられました。

この値が低いのか高いのか妥当なのかはわかりません。

私自身としては必要なステップを踏んだ上での結果であり、何より私自身のストレス軽減に大きな効果があったのは事実です。


感情的で生意気なタイプの部下への対処法

指示を出すたびに何かと感情的に突っかかってくる部下にはストレスが溜まります。

「この人とはもう話したくない」と思う典型的なタイプです。

こういう感情的で生意気な部下に対しては「感情レベルでの対立」にならないようにするべきです。

相手の土俵に乗って上司であるあなたも感情的に対応してしまえばただの泥仕合で、事態は悪化してしまいます。

具体的には、生意気な部下が感情をあらわにして、上司であるあなたに文句を言ってきたとします。

その場合は、私はこう返しました。

・会社としての決定事項に背くことになること
・本心から言っていることであるかどうかを確認
・本心であればわたしの上司にも報告しなければならない
・冷静になって考えてもらい、明日もう1度話すことを提案する

生意気な部下からすれば、上司の上司に報告されてしまえば会社での立場が悪くなることを恐れるケースが多いです。

もし本当にあなたの上司に報告されても構わないという強敵であれば、あなたの上司を巻き込んでしまいましょう。

対処方法を間違わなければそこまでエスカレートするケースは稀です。

1日24時間というのは、人間が冷静になるには十分な時間ですので、次の日にはお互い建設的な話し合いができるようになる確率が高いです。

実際の体験談

実際、わたしにもとても生意気な部下がいました。

何かあると猛烈にくってかかってきます。初めのころはわたしも熱くなっておもいきり対抗してしまいました。

指導も何もありません。ただの喧嘩です。(若かったなぁ)

私にとってはストレスの塊でしかありませんでした。

ですが何度か繰り返していくうちに、相手と同じ土俵に乗っても得るものは何もないことに気付きました。

先ほどの4点を冷静に伝え、次の日に話し合いを持ったところ思った以上の効果がありました。

昨日は私に対してとても攻撃的だった部下が神妙に話し合いに応じ、「昨日の自分の態度は間違っていた」と謝罪してきたました。

その後の話し合いもスムーズに進みました。

今は私に何か言いたいことがあっても一呼吸おいて冷静に話してくれるようになりました。

本心かどうかを確認したうえで一日時間を置くことは、非常に効果的です。

理解力と判断力に乏しい部下への対処法

このタイプもストレスを感じますよね。

  • 何度も同じことを聞き返してくる、
  • 同じミスを何度もする、
  • 指示したことができない、
  • 求めた報告と全くかみ合わない報告をしてくる。

理解力に乏しい部下は、上司であるあなたの本来行わなければならない業務の時間を割いて対応しなければならず、とてもストレスが溜まります。

報告連絡相談、いわゆるホウレンソウが苦手な部下も同じです。

まず理解力に乏しい部下は、人の話しを聞き流してしまう傾向があります。

すでに指示された事項であっても、自分で確認するのが面倒だから上司に聞けばいい、もしくは自分の勝手な判断で指示事項を行わなくてもいい、と考える甘えがあるのです。

こういった理解力と判断力に乏しい部下への対処法は「上司であるあなたも部下に同じことをする」することが効果的です。

同じことをやってみた結果

例えば、部下から1度報告を受けたことに対してあえて何回も同じ報告を求めます。

部下から依頼されたことを、業務に差しさわりの無い範囲で無視して行いません。

聞かれたことに対してはぐらかした返答をします。

すると理解力と判断力に乏しい部下は、上司であるあなたに対して不満を漏らすでしょう。

もし何も言ってこなくても部下はあなたの変化を感じています。

実際に上司であるあなたは意識して態度を変えているのですから。

2~3日経った頃に「あなたは何度も同じことを上司であるわたしに行っているんだよ」と伝えます。

理解力と判断力に乏しい部下は、ここで初めて自分が今まで行ってきたことの意味を理解します。

すぐには改善されなくても、徐々に意識と行動を改めていくようになるはずです。

実際に私の部下は大きく好転してくれ、私の抱えるストレスも随分と緩和されました。

職場のストレスが限界の場合は考え方を変える

ここまで、部下のタイプ別にストレスを軽減する方法を書いてきました。

次に上司であるご自身でストレスをコントロールできる方法をご紹介します。

愚痴をきいてもらってすっきりする

状況は一切変わらないにも関わらず、ストレスを軽減させる魔法のような方法があります。

それは「愚痴をきいてもらう」ことです。

今はコロナの状況なのでなかなか飲みに行くということはできないかもしれませんが、電話でも、画面越しのオンライン通話でも構いません。

よくTVなどで出てくる居酒屋で愚痴をいうサラリーマンのシーンなどは、ネガティブに描かれることが多いのですが、愚痴を聞いてもらうことは自分のストレスを解消するのにとても効果があります。

配偶者や社外の友人などでも構わないのですが、同じ会社の人の方が状況を分かってくれやすいので相手の共感力が違ってきます。

ただし社内の人誰でもいい、というわけではありません。

もし愚痴の内容が部下に漏れてしまったら、部下から上司であるあなたへの信用は地に落ちますので、自分と同職位の方が望ましく、口の堅い、信頼のおける人に話しましょう。

吐き出してしまえば意外とスッキリします。(笑)

どうしても会社に行きたくないときはずる休みをする

朝起きてどうしても気分が乗らない時は会社をずる休みをするのも一つです。

1日2日休んだところで大した影響はありません。会社には風邪です、とでも言っておけばいいのです(今はコロナを疑われてしまうので頭痛がひどくて、とでも言っておきましょうか)。

ストレスも心の病の前兆です。携帯電話が鳴っても無視します。メールも無視です。

ひどいストレスを感じながらを無理して会社に出続けていると、本当に体を壊してしまったり、または重度の精神疾患になってしまう可能性もあるのです。

そうなる前に休息をとることは決して間違った選択ではありません。

あなたが頑張りすぎた結果、長期にわたって療養しなければならないことになってしまうことこそ会社にとっても大きな痛手となります。

秘密の共有をして部下との信頼関係を深める

少しテクニカルな話しになりますが、人は秘密を共有する関係になるとお互いを仲間であると認識するようになります。

誰にも公言してはいけないことを念押しして、例えば自分が他の部下に共有する前の情報を事前に共有するのです。

また、全体ミーティングの内容の裏の意図などもおすすめです。(ミーティングでは表向きはこう話しているが、実は本当の意図はここにあるなど)

公開前の重要な人事情報などが漏れてしまったら罰則対象になる可能性があるので、万が一漏れてしまっても大きな問題にはならない程度の秘密です。

秘密の共有をすることによって、部下は上司であるあなたへの信頼を深めていきます。

「信用しているから、君にだけ大事な話を伝えとくね」と一言添えられると、特別扱いされたような気になり悪い気はしません。

業務を行う上でお互いの信用関係はもちろん重要です。コミュニケーションもスムーズになり、結果的にストレスを軽くすることにつながります。

まとめ 

ここまでお話ししてきたことは、すべてわたしが行い、ストレスを軽くすることに効果があったものです。

全てやる必要はなく、あなたが興味を持ってくれた部分がありましたら是非行ってみてください。

冒頭にお話しした通り、仕事をするということはあなたの目的を達成するための手段にすぎません。

目的を達成することが大事なのであって、そのための手段は選ぶことができる、ということを常に頭にいれておいてください。

どうやってもストレスが限界で苦しいのであれば別の手段を考える、つまり転職するということは有力な選択肢です。

お給料が下がるかもしれません、希望の職種につけないかもしれません。

それでも大きなストレスが原因であなた自身が壊れてしまうことに比べれば正しい選択です。

ストレスの原因となるものを放置しておいて改善されていくことはありません。

早め早めに対処しておくことを心がけましょう。

今回は以上です。この記事の内容が少しでも皆さんによって有益な情報となれば幸いです。




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