ゴミのような扱いをうけているなあ(汗)
いえ、自己啓発デス(汗)
こんにちは、家電量販店で地獄のような毎日を送っていた元社畜販売員のブラックです。
研修過程を終えると配属が決まり、私の配属は本店勤務となりました。
※前回までの内容はコチラ
ブラック企業体験談②「悲しいけどコレ、研修なのよね。。。」驚異のブラック研修
本店はそこそこ売れている店舗でしたが、競合がひしめく激戦区であり、苦戦しておりました。
その対策として、本部がとった行動は、各店舗の売上が上位の販売員を異動させるといった、集客や売場作りではなく、販売力に重点をおき販売力で全て押し切るといった尖った戦略。
この戦略により配属された新人はまず育たないといった風評がある店舗となっている始末。
実際に、新人コンテストの入賞者はなしといったことが何年も続いてました。
配属は、あまり研修時代中の良くなかった海葉くん(仮名)との配属でとなり気まずかったことを覚えてます。
私は、配属して1年後に異動となったので1年間しか彼とは一緒に働くことはなかったのですが、それぞれが退職した後も今も連絡を取り合うほど仲の良かった同僚となりました。
人は極限の状態を一緒に過ごすと、相性が悪い友人とでも仲間意識と強い絆が生まれることを学びました。(笑)
配属された2日目は土曜日で週末で開店前にチラシをチェックしてチラシの商品を確認するミーティングは、最前線で戦っている感じがして非常に興奮したのを覚えています。
このときには、これから始まる家電量販店の地獄には気づきもしませんでした。
本当に限界な場合は
- 食欲がない
- 眠れない、過度に寝てしまう
- 体がだるい、疲れやすい
- 情緒が不安定になる
上記の条件が当てはまる人は、一旦仕事を辞めて体を休めることも視野に入れましょう。
優先すべきは、健康第一。
退職代行サービスや社会保険制度の給付金申請を活用して、一旦仕事と距離を置くことも検討してくださいね。
姉さん、家電量販店は地獄です
今回お話しするのは、その極限のうちの序章ですが、配属されてまず驚いたことをご紹介します。
心当たりがある場合は、ブラック企業の可能性があるので参考にしていただければ幸いです。
みなし残業地獄
長時間労働が当たり前の会社でしたので、みなし残業制度でした。
早く仕事を終わらせれば、「残業しなくても残業代をもらえるなんてラッキー」なんて浅はかな考えをもっていました。
そんなことは一度も実現することもなく、標準出勤時間が午前7時半で平均退社時間11時半でした。(泣)
ちなみに他店の応援に行って午後9時頃に直帰したら、ブチギレられたこともあります。
そのときに言われたセリフは、「そんなに〇〇店が好きなら一生帰ってくんなっ」でした。
当たり前ですが、配属は人事が決めるんですけどね。。。
休憩時間が30分もない
店舗は販売スタッフが交代で休憩をとることによって、運営しています。
私が配属された店舗には、常に慢性的な人手不足だったため休憩をゆっくり取ることは許されませんでした。
配属されて一週間は「ブラック君は新人だから1時間休憩時間とっていいよ」とあたりまえのことを、ドヤ顔で伝えられました。
不覚にもありがたいと思ってしましました(笑)
昼食を抜くと褒められる
私が働いていた会社では、昼食は弁当の出前をとっていました。
忙しいときには休憩時間がとれず、弁当を食べれないときがあります。
すると弁当を食べれず残ります。 その残った弁当を見て、マネージャーが「ブラックくん、ガッツあるね!」と褒めてくれました。
そこからが悪循環の始まりです。
- 今日は、気合を入れて仕事に励みたいから昼食を抜く宣言をする
- 昼食を取らないから弁当を注文しない
- その様子を見て「ガッツあるぜ!」とマネージャーが褒める
- 真似をして弁当を注文しない人が続出
- 売出しの日には昼ごはんを頼みづらい雰囲気がでるといった地獄が始まる
弁当屋も儲からない、栄養不足による体調不良、食事がとれないことによるイライラ。
誰も得しない世界の出来上がりです。あー素晴らしい。
悪夢の棚卸し
私は、小売店で働いていたので棚卸しという業務がありました。
棚卸しとは、在庫管理のことで、お店にある在庫を月に一回手集計することです。
私が配属された、お店の在庫は約数万個あるのに閉店後に集計していたので、集計完了するにはほぼ徹夜でした。
ただでさえ日々の業務でヘトヘトなのに、睡眠時間が削られると100%寝坊します。
- 寝坊する(1時間ぐらい)
- ブラック「寝坊して、すいませんでした」
- 店長「寝坊して何の意味があるん?」
- ブラック「すいません」
- 店長「だから何の意味があるん?」
- ブラック「すいません」
- 店長「すいませんじゃなくて、何の意味があるん?」
- 店長「みんなに迷惑かける以外、何の意味があるん?」
- 無限ループ
- ブラック「これから、一週間皆さんより1時間早くきて店の掃除をして挽回。許してください」
- 店長「分かった、二度と寝坊すんなよ」
- ブラック「ありがとうございます」⇒?
棚卸しのたびに、この鬼のようなイベントが高確率で発生しました。反省と同時に自己啓発が出来てうれしいなぁ♪
体調管理も仕事のうち
連日の、寝不足と疲労がたたって、体調を崩すこともあります。
その場合は、「体調管理も仕事のうちだ」とありがたいお叱りをいただきました。
有給なんかはとれるはずもなく、良くてシフト交代です。
- 疲労がたまる
- 風邪をひく
- シフト交代してもらう
- 休みを消化しきってしまう
- 連勤が続く
- 疲れがたまる
- 風邪をひく
- 無限ループの沼
本当に風邪をひいたら泥沼でした。
シフトがうまく調整できない場合は、体調不良のまま出勤することもザラでした。(今の状況なら考えられないですよね)
この経験から体調管理の大切さを、文字通り体に叩き込まれました。
私が出した結論は「マジで冬の加湿は大事」と「青汁の重要性」でした。
まとめ 地獄で得たもの
配属して驚くことも多かったですが社畜の心得を学び肉体的にも、精神的にも鍛えられました。
- みなし残業地獄が続く
- 休憩時間が30分もない
- 昼食を抜くと褒められる
- 悪夢の棚卸し
- 体調管理も仕事のうち
基本的にこんな感じなので、1年~2年目にそこそこの数の同期が退職してました。
その時は、「根性なしだな、もっと頑張ればいいのに」と思っていましたが大きな間違いでしたね。
間違った方向に頑張って、働いた結果に素敵な贈り物をもらいました。
「第二新卒で転職はやめとけ」と素直に従って後悔しかなかった件【体験談】で説明しているように「第二新卒」といった最高の切り札を使わなかっただけに終わったという後悔です。
本当に得られたものは、間違った方向に頑張ったとしても全く意味がないということを理解できたことですね。
うまくまとめてるつもりかもしれんが、失敗してるやん
会社がおかしいと思ったら
転職エージェントや転職サイトに登録し、とりあえず情報だけでも集めておきましょう。
行き当たりばったりで転職するのと余裕を持って転職するのでは転職成功率が大きく変わります。
登録したからといって絶対に転職しないといけないわけではないので、登録するリスクもゼロ。
しかもどちらも無料で使えます。
とりわけ転職を成功させたいなら、転職エージェントを使うのがおすすめ。
転職エージェントは求職者に転職のアドバイスや求人の紹介を行なってくれるサービスです。
転職相談をして、会社がおかしいことが分かれば水面下で転職活動を進めていきましょう。
※より詳しい情報は下記にて説明しています。
-
【タイプ別】おすすめ転職エージェント・転職サイト
世代別・属性別に分けておすすめの転職サービスをご紹介してます。 世代別 属性別 ※「第二新卒」は新卒で就職して4年未満の人向け。 ※「販売職から転職」は、販売・サービス・接客業から転職を考えてる人向け ...
続きを見る