管理職が辛い上につまらない
その気持ちすごくわかります
管理職って辛いことや大変なことが多いですよね。
- 給料が上がらないのに責任だけが増える
- 部下の失敗の責任を取らせれる
- 部下の育成や教育まで考えないといけない
- 組織からの指示と部下の反発に挟まれる
少し考えただけで、これだけのネガティブな要素が出てきます。(泣)
わたし自身も、若くして(27歳で)管理職になったために非常に苦労しました。
それにより、仕事がつまらなくなってしまった時期も長かったです。
同じような経験をしている人も多いのではないでしょうか。
今回は、わたしの経験から、管理職がつまらないと感じたら考えたい5つのことをご紹介します
考え方や行動によって、最終的には私の悩みを解決できました。
同じ悩みを持ってる方のヒントになれば幸いです。
管理職が辛い20代へ
辛いのは、能力不足なわけではありません。
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管理職がつまらないと感じる理由
初めに管理職がつまらないと感じる理由を挙げてみます
管理職がつまらないのは当たり前
下記はエン転職のアンケートです
1万人が回答!管理職への志望度調査
―『エン転職』ユーザーアンケート―男性の6割、女性の4割が管理職に「興味がある」と回答。
管理職に興味がある理由は、「自己成長」、興味がない理由は、「不向きだと思うから」参考URL https://corp.en-japan.com/newsrelease/2018/15683.html
上記のデータから見ても、管理職に興味があるのは約半数くらいです。
ここで注目していただきたいのは「興味がある」レベルで半数ですから、「管理職になりたい」考えている人数はもっと少ないと想像できます。
なりたくもなくて管理職になったのであれば、当然つまらないと感じる人も多いでしょう。
数少ない管理職になりたい人が、管理職になったとしても「思ってたのと違う!つまらない」と感じる人も当然います。
以上の内容から考えると、ほとんどの人が管理職はつまらないと考えるのは仕方がないと考えられます。
そのため、管理職がつまらないことをあまり悲観的になる必要はありません。
管理職のミッションは部下の育成
管理職で求められている重要なミッションの一つとして部下の育成です。
でも、考えてみて下さい、その部下のうち半数はは管理職になりたくないと思っています。
やる気がないのは一番成長を阻害させる要因です。
そんな人間を育成して成長させるのは非常に難しいミッション。
ストレスを感じたり、やる気が無くなってしまってつまらないと感じるのは当然といえるでしょう。
孤独を感じる
管理職は、組織の性質上孤独を感じやすいです。
役職の関係や権力を気にして、本音で話しにくくなる立場でもあります。
パワハラやセクハラなどにも気をつかってはなさないといけません。
いままで、本音でしゃべってきた人には非常にストレスを感じる立場となります。
指導や育成することが合わない
若くして、管理職になった優秀な方は指導や育成が合わないと感じることも多いと思います。
私自身も、覚えが悪い部下の指導をしていて非常にストレスを感じていました。
部下が成果を出したとしても、うまく褒めることができなかったり、信頼して任せることができなかったりです。
そもそも、人に教えたりするより自ら動くことのほうが好きだったので
優秀な部下がいない
管理職がつまらない理由として、優秀な部下いないというのもあげられます。
マネジメントををしていて、部下に足を引っ張られると非常にストレスを感じますよね。
特に管理職になられる方は、優秀だからこそ管理職になられていますので部下の能力不足が目につくと思います。
その反面、別の部署に優秀な若手が集まっていた場合も、なかなか納得できないものですよね。
管理職を楽しむためには
ここまで、管理職がつまらないと感じる理由を説明させていただきました。
それではどのように、この問題を解決すべきしょうか?
ここからは、管理職の業務を前向きに楽しむための考え方をご紹介します。
マネジメント経験をメリットと感じる
まず、つまらなくてもマネジメント経験というのは立派な武器となります。
特に大企業では従業員が多いため、年齢が高くてもマネジメント経験がない人も多いです。
もし転職する場合や再就職する場合は、マネジメント経験は立派なPR材料となります。
部下の育成を楽しむ
部下の育成は、非常に大変ですが部下の成長が目に見えたときのやりがいは大きいです。
もし、育成した部下から恩師と思われる事があれば管理職冥利に尽きるでしょう。
わたし自身も他人の成長には興味がなかったのですが、実際部下が成長して自分より優れた能力を感じたときに初めて管理職の楽しさを感じました。
今は楽しくなくても、少し我慢していればそういった状況に巡り合うかもしれませんよ(笑)
孤独は変えることができる
管理職は孤独だとよく言われますが、これは自ら変えることが可能です。
自ら率先して話しかけたり、一体感を出すことによりある程度の改善は可能です。
優秀な管理職はチームの雰囲気作りがうまく、チームの風通しも良いです。
わたし自身も苦手な同僚より、好きな上司のほうが本音で話せます。
変に管理職、非管理職で棲み分けせず腹を割って話してみれば変わるかもしれません。
合わないことは向いてないではない
管理職が合わないので、向いてないと感じている人も多いと思います。
しかしながら、そこは悲観的になる必要はありません。
私の経験上、リーダーシップは天性のものがありますが、マネジメントは経験だと考えます
確かにマネジメントのセンスがある人もいますが、マネジメント能力は意識して改善を繰り返そうと努力することにより伸ばすことが可能です。
マネジメントが経験だと考えた根拠
私自身、マネジメントに関しては苦手意識が強く、マネジメント能力があるとも思ってませんでした。
しかし、大企業に転職してからの管理職を見ていると自身より能力が低い管理職を多く見ます。
実際、新人の教育を任された事があったのですが、そのときのマネジメントは非常に評価され、自分の取り組みがマニュアル化されたぐらいです。
若くして管理職になる経験
考えてみると、私は前職では二年目ですでに部下がいました。
マネジメント経験としては15年以上あり大企業ではベテランの経験値です。
また、年齢が上がることによって徐々に部下の数も増えていく環境でした。
一方大企業では、平均年齢が高いため、30代で初めて部下を持つことになる場合はとここで差が生まれます。
また役職が上がると、いきなり多くの部下を持つことになります。
そのため、よほど意識が高くマネジメントに関して勉強しない限りは成果が出にくいと感じます。
(これは、大企業であるがゆえに良い管理職が育ちにくい問題だと個人的には思います)
もちろん意識して努力する必要はありますが「合わないから、向いてない」と悲観的になる必要はありません。
地道に努力と経験を積み重ねて行けば、誰でも優秀なマネジメント能力を身につけることは可能です。
使えない部下で結果を出してこそ一流
部下が無能だから成果が出せない、評価されないと悩んでいる人も多いと思います。
しかしながら一流の管理職は、配属された部下でしっかり実績を出すことができます。
私の過去にお世話になった上司も、「このメンバーで大丈夫かな?」と感じる体制でも見事に結果を出しました。
うまく部下の特徴を把握し、それぞれの長所をうまく引き出しマネジメントして、長年赤字だった業績を黒字化したのです。
参考までにその上司の教えを紹介します。
管理職はユーティリティープレイヤーであるべき
管理職は各個人が苦手だと感じている役割をうまく引き受け、気持ちよく仕事に集中できできる環境を作る。
併せて、各個人が苦手なことを具体的に実践してお手本を示すことにより、各個人ができるように成長を促す。
体制を言い訳にするのは二流である。
一流の管理職はそれを補い、それだけの気遣いができる人だということを学びました。
マネジメントがつまらないのであれば転職するのもあり
以上、今回は管理職がつまらないと感じたら考えたい5つのことについてご説明しました。
それでも考えが変わらなかったり、ストレスで苦しくてしょうがないのであれば転職するのも一つの選択肢です。
転職エージェントを使って自分がどれくらいの条件で転職できるかしらべてみてもいいでしょう。
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私自身も、転職するかどうか決まっていないのに転職エージェントに相談するのは勇気が入りました。
しかしながらあの時の行動が、人生の転機だったと痛感しています。
勇気を振り絞って相談して本当に良かったです
また、すぐに転職を決断しなくても、転職サービスでを活用することにより本当に自分にあった仕事が見つかるかもしれません。
やりたい仕事に向けて、仕事を頑張ってもいいですし、つまらないと感じる仕事に見合った報酬を得るのもいいでしょう。
最後にここまでの話をまとめます
- 管理職がつまらないのはあたりまえ
- 考え方や行動で少しでもつまらない気持ち変えることは可能
- 解決が難しいのであれば転職も視野に入れる
うまく、自分の考えを整理して少しでもストレスが少ない働き方を目指しましょう
今回は以上です。この記事の内容が少しでも皆さんにとって有益となれば幸いです。