職場の老害がひどい
辛いですけど、特徴を掴んでうまく対処したいですね
老害とは、
自分が老いたのに気づかず(気をとめず)、まわりの若手の活躍を妨げて生ずる害悪のこと
です。
「こんなやつが、自分より給料が高いなんてありえない!」「さっさと定年退職してほしい」
職場でそんな気持ちになったことはありませんか?
日本では高齢化社会がすすみ若者の数が減り、高齢者の数が増えています。
2025年には65歳以上の割合が全人口の30%なると言われています。
そのため若手より高齢者が多い職場が増えてきました。
年齢を重ねており、仕事の経験も豊富な人からは学ぶことも多いですが、逆に害にしかならないようなとんでもない老人、いわゆる「老害」も多くいるのが実情です。
害というだけあって、存在自体が迷惑なことは明らかですが、会社や日本の性質上そういったケースの人たちと付き合わなければならないケースも多いです。
Contents
職場の老害10選とその対処法
今回は私の経験をふまえ、様々なタイプの老害とその老害に対して私がとった対処法をご紹介します。
同じような悩みを持ってる方に対して少しでも参考になれば幸いです。
物忘れが酷い老害
基本的に年をとっている人なので、物忘れが激しいです。
忘れるぐらいならまだ良いのですが、業務でこちらが報告したことを忘れてしまっていて業務に支障をきたすケースが出てきます。
それだけでも迷惑なのですが「報告をうけていない」と怒り出す人や、業務に支障をきたした原因をこちらのせいにしてしまう人も多いです。
物忘れが酷い老害の対処法
メールでの報告を徹底することや、書面化しておくことが効果的です。
しかしながら、老害社員にメールや書面だけで報告を済ませるのも危険なので、直接の報告と合わせて二重に実施しましょう。
手間がかかりますが、自分の身にを守るにはこれぐらいが必要です。
コロナ禍でも無駄に出社を強要する老害
老害社員はテレワークに否定的で、何かと理由をつけて出社を促します。
原則、自分はかからないと思っているのか、コロナを甘く見ているのか打ち合わせの際は出社を強要します。
対面で話すことはたしかに大事なのですが、この状況下での感染リスクを考えたらどちらが大事か誰でもわかることです
このタイプの老害は、もし感染したら自分だけではなく、どれだけ周りに迷惑をかけるか考えれません。
それが、会社の信用に大きな損失を与えることまで考えることができない人が多いです。
そのため、顧客に対しても要望されていなくても対面の打ち合わせを促したり、感染拡大地域の社員を打ち合わせのために呼びつけたりします。
会社が、完全に禁止命令を出さない限りこのタイプの暴走は止まりません。
下手をしたら、この状況下でも懇親会を開こうと提案してきます。
(感染拡大は若者が原因と言っていますが、政治家が会食をやめることができなかったりと、老害も大きく影響していると個人的には思います。)
コロナ禍でも出社を強要する老害の対処法
このタイプの老害の対処法は、ずばり仮病です。
テレワークなら休むほどではないが、微熱が続いていると言ってしまえば完結します。
それでも、出社を促す場合は「クラスターが発生したら責任をとってもらえますか?」と伝えましょう。
どうしても、対処しきれない場合は、会社の相談窓口や権力者に相談しましょう。
常識的な会社であれば、対応がしてくれます。
相手にされない場合は会社自体に問題がありますので転職を検討してもいいでしょう。
60代でモチベーションが低い老害
最近は、定年後再雇用で働かれる人も多くなりました。
定年後再雇用の人たちすべてが老害なわけではありません。
このまま、退職しても生活できるが後任の育成のために一肌脱ぎたい。
まだまだ、バリバリ働いて会社に貢献したいと考えてくれてらっしゃるかたは大切にしたいです。
実際、私自身も再雇用の人に助けられることも多いです。
問題なのは、再雇用なのであと数年だからといて、バイト感覚で働いている人です。
このタイプは、再雇用で給料が低くなったことを言い訳に、なにかとらくしようと考えます。
また、仕事に対するモチベーションが低く下手をすれば若手に悪影響を与えかねません。
定年後再雇用老害の対処法
このタイプの老害の対処法は、二つあります。
- うまくおだててやる気になってもらう
- マイナスでしかないので極力かかわらないようにする
モチベーションが低い理由として、再雇用を機に別の役割を任されていたり、自分の得意分野を取り上がられてることが原因の人もいます。
給料が低いことのモチベーションの低下はどうすることもできませんが、上記のような理由であればうまくおだてて頼りましょう。
定年まで働いていただけあって、経験は豊富です。
それでも変わらないようだったり、頼るようなことがないレベルの低い60代の老害は極力かかわらないようにしましょう。
かかわるだけ時間の無駄です。再雇用なので数年間の我慢です。
聞こえないふりをしたり、うまくはぐらかして極力距離を起きましょう。
つま先を極力対象者に向けないようにすることも効果的です
こちらの意見に対して全て否定的な老害
何を提案しても「いや、それは」「うーん・・」「無理だと思う」など入るタイプです。
全く譲歩しないので、建設的な話ができないですし、否定されると分かっていると、こちらも何も提案したくなくなってきます。
代替え提案や譲歩案を提案してこなく否定だけするのは間違いなく老害と言えるでしょう。
提案に対して否定的な老害の対処法
否定する人は、自分の存在を目立たせたり、自分の欲求を満たすために否定するだけで深い意味を持ってない人が多いです。
そのため、「何か良い意見はありますか、ご教授下さい」と常に意見を求めるのがおすすめです。
特によい意見が出ない場合は、考えなく否定していることがわかります。
自分の意見を曲げない老害
意見を否定するだけでなく、意見が割れたときに絶対に自分の意見を曲げない人です。
また、引くに引けなくなっていて意見を押しつしてしまうタイプの人もいます。
論理的に、間違いを指摘したときに「分かってもいないのに口出しするな!というような発言をする人はろ外であると言えるでしょう。
自分の意見を曲げない老害の対処法
基本的に意見を曲げないので、正攻法でぶつからずその人の意見が採用されたように錯覚ささせることが効果的です。
向こうの意見をすこしでも取り入れつつ妥協案をさぐるか。
難しい場合はは「〇〇さんが反対意見を出してくれたおかげで議論が盛り上がりました」等持ち上げて、話をすすめてしまいましょう。
力押おしでいくなら権力者の力を借りて意見を通すなども効果的です。
過去の栄光が捨てきれない老害
「昔はよかった」「昔は苦労したなど」口を開けば過去の自慢話や苦労話ばかりしてしまう人です。
たまにするぐらいなら、問題ありませんが、それが口癖になっている場合は危険信号です。
特に若手にとっては関係のない話なのでモチベーションが大きく下がります。
苦労話なんかされても、若手にとってはこれから高齢者のために苦労するのであたりまえですよね。
過去の栄光が捨てきれてない老害の対処法
聞いた中でためになるような話や、今の仕事のヒントになる話がないか確認しましょう。
本当にためになる話が出てきたのであれば、具体的にその話だけを掘り下げて見てもいいでしょう。
そうでなければ、基本的に聞き流すのが一番です。
逆に昔話をするぐらいで、機嫌が良くなるのであればコミュニケーションの一つとして割り切ってしまうのも一つの手です。
感情的でキレやすい老害
人間、年をとってくると怒りやすくなるものです。
反論したタイミングで予兆もなく激怒する人は困りますよね。
何でスイッチが入ったかわからなければ、こちらも気をつけようがありません。
最近キレるタイミングが意味不明、キレたら手がつけれなくなった場合は間違いなく老害と言えるでしょう。
感情的でキレやすい老害の対処法
基本的に怒っているときは反論せず、素直に相手の意見を聞きましょう。
相手が怒り疲れて一息ついたところで謝罪し、再度相手の意見を確認し肯定します。
「〇〇さんが言いたいのはこういううことですよね?おっしゃる通りです。」
そこで、初めて自分の意見を伝えるのが有効です。
また、可能であれば一日おいてからのほうが効果的です。
これは、私が店長時代に感情的なクレーマーに対して対応したときの有効だったテクニックですのでぜひ試してみて下さい。
感覚で人の理解を求めようとする老害
基本的に理論的な話が苦手で、経験とカンを重視するタイプです
もちろん、データにでない長年の経験とカンに助けられることもあります。
しかしながら、なんとなくでで自分の意見を押し通すのは間違いなく老害だと言えるでしょう
感覚で人の理解を求めようとする老害の対処法
感覚で話をすすめるので、「具体的にどうすればよいか」を聞きましょう。
また、意見がでた場合は意見の根拠を聞くようにします。
それに対して、逆上する場合は権力者の力を借りて対処しましょう。
責任感のない老害
長年仕事をしていると、経験も豊富になってきます。
しかしながら、年齢に比例せず責任感を持たない人も多くいます。
変に年齢が高いため、指示も出しにくく、まさに体の大きな子供の状態になってしまいます
このような人は間違いなく老害と言えるでしょう。
責任感のない老害の対処法
責任感がないと感じたら、期待せずあまり仕事を頼まないようにします。
変に期待すると、余計にストレスがたまります。
基本的には戦力外とみなし、あまり深く関わらないようにしてリスクとして考えるのが無難です。
まとめ、老害に振り回されないために
今回は10通りの老害とそれに対処法をご説明しました。
最後にここまでの内容をまとめます
- タイプによって対処法を使い分ける
- 害と決めつけないで良いところはないか探ってみる
- 手に負えない場合は、害であるので距離を置く
すべてが当てはまるわけではないですが、参考になると幸いです
どうしても我慢でされない場合や、自分の限界を越えてストレスを感じる場合は転職するのも選択肢のひとつです。
もしかしたら、もっと良い職場と巡り会えるかもしれません。
今回は以上です。この記事の内容が皆様にとって少しでも皆様の有益な情報となれば幸いです。