販売職に飽きたから転職しようと考えている
安易な理由の転職はおすすめしません
こんにちは、販売職の仕事は好きだったものの、将来のことを考えて転職した元販売員
のブラックです。
販売職の仕事を続けていると仕事がマンネリになってしまうことってありますよね。
はじめは新鮮だった業務も、仕事に慣れてくると日々の業務が退屈になってしまいがち。
そんな毎日が続くと、「販売職に飽きたから転職しよう」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
私も、仕事に「飽きた」ので転職を考えたことがありましたし、それで仕事を辞める同僚も多かったです。
しかしながら、「仕事に飽きた」からといって、転職をするのはあまりおすすめできません。
今回は、私の過去の経験から販売職に飽きたのを理由に転職すると失敗するかどうかをご説明します。
この記事をご覧になれば販売職の仕事に飽きたらやるべきことが明確になります。
過去の私と同じような悩みを持っている方は是非参考にしてくださいね。
販売職に飽きたのが理由で転職すると失敗する?
結論から述べますと、販売職の仕事に「飽きた」からといって転職すると失敗します。
もし、転職を考えているのであれば、転職をすべき別の理由を明確に、決めておいたほうが良いでしょう。
なぜなら、採用側の決め手に欠けますし、うまく転職しできたとしてもまた飽きて、同じように仕事を辞めてしまう可能性があるからです。
実際、私の元同僚も安易にやめて仕事が決まらなかったり、次の仕事が続かなかったりしている人もみてきました。
じゃあ転職しないほうがいいってこと?
そういうわけではわりません。
販売職に飽きたから転職したいのはよくあること
私も転職自体を否定しているわけではありません。
個人的にも、販売職の仕事に飽きたから転職したいという気持ちには、すごく共感できます。
販売職は飽きやすい仕事
私も10年間販売職に従事していましたが、販売職の仕事は飽きやすいです。
- スキルが無くてもできる仕事が多い
- ルーティーンワークが多い
- アルバイトと同じような業務もする
- 基本店内なので見る景色が同じ
- 売上が給料に反映されない
- 集客がない時は手持ち無沙汰
少し考えただけでも、これほど出てきます。
当時は、よく上司に
「暇なときなんかない、空いたときは接客のロールプレイングや売り場のメンテナンス、やるべきことはたくさんある」
と言われていましたが、そういう問題じゃないんですよね。。。(泣)
販売職は一生続けるには厳しい
販売職の仕事は、定年までするのは難しい仕事です。
立ち仕事ですし、肉体的にも辛いものがあります。
販売職で定年まで働いている人は、ほんの一握りでしょう。
百貨店や紳士服の売り場など、一部では見られますが顧客の立場から見ても、あまり魅力的ではありません。
接客を受けるのなら、若くて元気な人から説明を受けたいですよね。
売上を上げることに手を尽くすことはできるし、やるべきことがたくさんあるのも分かります。
しかしながら、それが自分の未来に直結しないとモチベーションも上がりません。
販売職の職歴は評価されない
上記にくわえて販売職は、世間一般的にスキルが身につかないと言われています。
実際は、そんなことはありません。
販売員をしていると、多くの能力が身につきます。
私が販売員の仕事で身についたと感じたスキルでもこれだけあります。
- 複数相手を同時に対応する能力
- 決まった商品を売る販売力
- 理不尽なクレームに対処する方法
- 扱う商品に対する知識
- 相手への礼儀や作法
- 若くして人に業務を教える能力
これらのスキルは、仕事を変えた今でも非常に役に立っています。
しかしながら、転職においては販売職の職歴はほとんど評価されません。
そのため、下手に販売職の仕事を長くしているよりも若いほうが、転職が有利になるのが実情です
残念なことにこれは、まぎれもない事実であり、実際に私自身も転職活動には苦労しました。
すごく楽しいのならまだしも、仕事に飽きているのに将来性もなにのであれば、転職したくなるのは当然です。
転職は「飽きた」ではない明確な理由が必要
ここまで、販売職に飽きたのであれば転職したくなるのは当然ということをご説明させていただきました。
また、職歴が評価されないので、販売職から転職するのであれば、早いほうがいいのも事実です。
しかしながら、冒頭でもご説明しましたがそれを理由にするのは賢い選択ではありません。
キャリアプランを明確にする
転職するのであれば、キャリアプランを明確にしておきましょう。
- 年収をあげたい
- ライフワークバランスを大事にしたい
- やりたい仕事をしたい
- 希望の業界で働きたい
そのプランを実現するためにどれだけの決意があるか。
これらを明確にしておくことで、転職先とのアンマッチも減らせますし、面接対策にも役立ちます。
私の元同僚のように「こんなはずじゃなかった」も防げますよ
それでも飽き性だから自信がない
同じ仕事を続けるのが性に合わない場合は、転職でキャリアアップして起業家になったmotoさんが提唱している、軸ずらし転職が参考になります。
引用:ダイヤモンド・オンラインよりhttps://diamond.jp/articles/-/241524
転職を前提として、少しずつ親和性の高い業種にシフトしていくキャリアプランです。
同じ小売業という業態からから大きくステップアップされています。
全く同じようにする必要はないと思いますが、一つのモデルケースとなるのではないでしょうか。
ちなみに私の転職先の同期で、
アパレル販売職→保険の代理店営業→大手保険会社→大手ITメーカー営業(保険会社顧客)
といった人もいます。
彼は、ちょっとずつ転職市場で価値の高いスキルや職歴を増やしていき、最終的には大手ITメーカーに転職しました。
このように、キャリアプランがしっかり立てていれば、販売職からのステップアップも夢ではありません。
販売職におすすめの転職先は下記の記事でご紹介しております。
キャリアプラン作成のご参考となれば幸いです。
キャリアプランが明確になり、転職の決意が固まれば「飽きたから」ではなく理解してもらえる明確な理由を用意しましょう。
- 将来性がないから
- 年収が低いので生活できない
- ライフワークバランスがとれない
どんな理由でもかまいません。
自分の本心は置いておき、理解してもらえることが重要。
採用側に大事なのは、どれだけ会社に利益をもたらしてくれるかどうかです。
私自身も、これらを意識するようになってから、内定率が上がりました。
ちょっとしたことで、内定率はあがりますので、是非参考にしてみてくださいね。
「飽きたから」ではなくメリットを訴求することが大事なんだね
転職を成功させるには
ここまで、転職理由とキャリアプランの重要性についてご説明させていただきました。
続いてもうひとつ、販売職からの転職を成功させるポイントをご説明します。
転職エージェントをうまく使う
転職するには、ハローワークを使ったり、企業に直接応募したりいくつか手段がありますが、転職エージェントを使うことがおすすめします。
転職エージェントは、求職者に求人を紹介したり、転職のサポートを行ってくれるサービスです。
しかも、報酬は採用企業が負担してくれるので、求職者はの利用料は無料で使えるんですよね。
転職活動は基本的に情報戦です。
- 職務経歴書
- 自己PR
- 質疑応答
- 自分の強みの見せ方
- 良い条件の求人
情報がないと対策も打てません。
転職のプロの力をうまく借りて、対策をねっていきましょう。
私自身も転職エージェントを使うことによって、自分の希望以上の条件の会社に転職できました。
面談対策や採用されたときの年収交渉も行っていますので、転職を有利にすすめたいのであればうまく活用していきましょう。
おすすめ転職エージェント
参考までに、私が使って満足度が高かった転職エージェントをご紹介します。
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転職エージェントに複数登録すると大変?【実際に複数登録しました】
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他の転職エージェントと併用することにより、求人数の多いリクルートエージェントの強みを最大限に活かせますよ。
それぞれの強みがあるわけね
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そのひと手間で、転職の成功率は大きく変わります。
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メリットが多いので、可能な限り複数登録しておきましょう。
実際、転職成功者の9割は転職エージェントを3社以上登録しているというデータがあるそうです。
今の年齢を踏まえて行動する
販売職から転職するのであれば、若ければ若いほうが有利になります。
そのため、年齢によって転職の戦略も変わりますので、今の年齢を踏まえて行動しましょう。
参考までに世代別で、販売職からの転職に参考になりそうな記事をまとめました。
販売職からの転職を考えている人の参考となれば幸いです。
私の過去の成功例や失敗談と元同僚の体験談です
実際の事例は参考になるね
20歳~
「第二新卒で転職はやめとけ」と素直に従って後悔しかなかった件【体験談】
30歳~
40歳以降
共通して言えるのはどの世代でも、早ければ早いほうがいいと言う点です
まとめ、販売職に飽きたら
今回は、販売職に飽きたらから転職すると失敗するかをテーマに、ご説明しました。
最後に今回の話をまとめます。
- 販売職に飽きたのを理由に転職すると失敗する
- 転職をするのであれば明確な理由を考えるべき
- 転職するなら転職エージェントを使う
販売職から転職するのは、悪い選択ではありません。
しかしながら、「飽きた」という安易な理由で転職すると失敗します
どうせ、転職するのであれば、しっかり対策をねって、自分が満足する転職を実現させましょう。
今回は以上です。この記事の内容が少しでも皆さんにとって有益となれば幸いです。