職場で20代は自分だけ
同世代がいる職場にあこがれて転職するのはあり?
メリットとデメリットを考えて判断しましょう
※自分の配属先だけの問題の場合はコチラの記事をチェック
ご存知の通り、日本は高齢化社会。
リーマンショックの影響や働き方の多様化が進んでいることから、若手がいない職場も増えています。
- 配属された部署の新人は1人だけ
- 一つ上の先輩は50代
- 自分以外は全員ベテラン
職場で自分だけが若手だったら、細かい雑用は自分にすべて回ってきたり、気軽に話しかける相手がいなかったり、同世代がいないならではの悩みも多いのではないでしょうか。
私自身も前職で、新人の頃は一年間だけ同期と働く機会がありましたが、20代のうちの半分は同世代のいない職場で働きました。
そして今、30代なのに最年少という若者がいない職場で働いています。
実際経験してみると、職場に若い人がいないメリットやデメリットが見えてきました。
同世代がいない職場で働いていて仕事のモチベーションが上がらない人も多いのではないのでしょうか。
今回は、職場で20代は自分だけの場合にそれが理由で転職しても良いかをご説明します。
職場で自分だけが若いことにストレスを感じている人は、ぜひ参考にしてくださいね。
職場で20代が自分だけだから転職してもいい?
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転職をするかどうかの基準
理想は、会社の状況と今の職場にいるメリットとデメリットを整理してから決断すること。
その結果、転職するメリットの方が多ければ転職すべきですね。
参考までに、私が感じた自分が最年少で若手がいない職場のメリットとデメリットをあげてみます。
転職を考えている人は、判断材料の一つとしてくださいね。
職場で自分だけが若い場合のデメリット
まず、職場で自分だけが若い場合のデメリットです。
- 話が合わない
- 年上なので話すのに気を使う
- 雑用が集中しがち
- 出会いがない
- 自分の成長基準がわからない
順に説明します。
話が合わない
基本的に年齢が離れていると、同じテーマの話になりません。
流行っているものや、価値観も大きく違います。
気をつかって話のテーマを寄せられても、逆に違和感があってストレスでした。
昔話が多く、話にはいっていけないのも悩みのタネでした。
年上なので話すのに気を使う
年上の人なので気軽に、相談できないことが多いです。
話す前に、少し気構えることも多かったですね。
また、単なる愚痴や文句になってしまわないかを気にかける事が多かったです。
雑用が集中しがち
基本的に私の場合は、雑用が全部回ってきました。
- 飲み会の幹事
- かくし芸
- 会議の議事録
- 整理整頓系の業務
飲み会の幹事が毎回というのは、一番ストレスでしたね。
幹事が好きという人は、いまだに尊敬せずにはいられません。
心がときめく出会いがない
これが一番きつかったです。
社会人といえば、切磋琢磨した同僚と飲みに行ったり、落ち込んでいる同期に缶コーヒーを渡したり。
ドキッとした職場での出会いも、期待しておりました。
しかしながら、その時の職場の女性はパートもおばちゃんばかり。
おばちゃんのほうが気を使わなくていいので、決しておばさんと働きたくないわけではないのですが、ときめく出会いは全くなし。
キラキラした青春トークはなく、健康の話ばかりでした。
このままじゃ、彼女どころか、絶対結婚出来ないのではないか。。。と
特に、職場をテーマにしたドラマをみると、精神的に落ち込むことも多かったですね。
寂しくて、友人にもよく電話していました。
自分の成長基準がわからない
周りに近い年齢の人がいないので、自分がどれだけ成長しているかがわかりにくいです。
経験が必要な仕事で、特に周りがベテランばかりだと、レベルが違いすぎて自信を失うことも多いです。
同期と働いたときは、自分の強みと弱みや成長度合いがわかりやすかったです。
職場に20代が自分だけの20代後半は、暗闇を走っているような感覚におちいりました。
一度、転職エージェントに相談したのもこの時期です。
職場で自分だけが若い場合のメリット
デメリットを多くご紹介しましたが、職場に自分より若い人がいないメリットも感じることはありました。
私が感じたメリッ卜は以下です
- 年上との付き合いがうまくなる
- 部下の育成がうまくなる
- 雑用の手際が良くなる
- 期待してもらえる
- レベルが高い仕事を吸収できる
こちらも順に説明します。
年上との付き合い方がうまくなる
若手が自分だけの場合は、否が応でも年上と話す機会が増えます。
すると、自然と年上との付き合い方がうまくなってきます。
決済権がある人は、基本的に高齢の方が多いです。
これは、ビジネスでは大きなアドバンテージになります。
実際、私は20代が自分だけだった職場を経験したことにより年上の人に好かれやすくなりました。
具合的には以下の能力がついたと思います
- 礼儀作法
- 人の話を聞く力
- 年上に提案する能力
これにより、営業する力もつきました。
部下の育成がうまくなる
若手が自分だけだったことにより、どういったことがストレスになるかが明確になりました。
その結果、全国従業員満足度一位の管理職として表彰されました。
具体的には、自分が若い頃に理不尽だなと思ったことは、部下にさせなかっただけです。
飲み会の幹事はローテーション、かくし芸はやりたい人だけがやる。
負の連鎖は私の代で断ち切りました。(笑)
雑用の手際が良くなる
議事録や定例会の準備などが多く経験したため、仕事の手際が良くなりました。
会議の司会を担当するケースが多かったため、司会の進行も得意になりました。
年上ばかりの会議をうまくまとめるのは、テクニックが求められます。
そのような機会が多く与えられたのは、今考えると非常に有益だと感じます。
期待してもらえる
職場で20代が自分だけの場合は、期待されるケースが多いです。
貴重な若手となるので、大事に育てようと考えてくれる人が多くなると感じました。
実際、私が唯一の20代だった場合は「貴重な若手だから、期待しているよと」丁寧に仕事を教えてくださる人が何人かいました。
レベルが高い仕事を吸収できる
ベテランと仕事をする機会が多かったので、高いレベルが要求されることが多かったです。
しかしながら、レベルの高い仕事を間近で見ることもできました。
恵まれていたのは、この人のようになりたいと思える上司に巡り会えたことだと感じます。
転職を考えたほうが良い基準は?
ここまで、職場に自分以外若い人がいないメリットとでデメリットについてご説明させていただきました。
お気づきかもしれませんが、一部のデメリットは、捉え方によりメリットにもなりえます。
デメリットを前向きに捉えれるかどうかとメリットに魅力を感じるかも判断の一つです。
仕事は、人生で最も長く時間を消費する活動の一つ。
自分の価値観を最優先に考えてくださいね。
参考までに私が考える、転職しないほうがいいケースとしないほうがいいケースをご説明します。
転職しないほうがいいケース
まずは転職しないほうがいいケースですが
- 待遇がよく拘束時間が少ない
- 出会いが少ないだけで転職したい
- ロールモデルとなる上司がいる
があげられます。
待遇がよく拘束時間が少ない
待遇がよく拘束時間が少ないのであれば、プライベートを充実させたり自己啓発に時間を割くこともできます。
仕事と割り切って我慢して、それ以外の時間に全力を注ぐのも一つの手です。
出会いが少ないだけで転職したい
同世代と働きたいだけで、仕事を変えるのは危険です。
若手が多い職場は、ベンチャーか離職率の高い職場が中心です。
やりたい仕事でないのであれば、あまりいい選択とはいえないでしょう。
私の持論ですが、出会いがないというのは、言い訳にすぎません。
今の時代、マッチングアプリ、SNSコミニティ、イベント、婚活パーティ 出会う手段はいくらでもあります。
実際、私自身もほとんど、プライベートな時間は取れなかったですが、社外の人と結婚できました。
転職するエネルギーを社外のコミニティを充実させるなどに使ったほうが効果的だと考えます。
ロールモデルとなる上司がいる
私のように「この人のようになりたい」いるのであれば、今の仕事を続ける価値アリです。
ダイヤモンド社発行のビジネス書、だから 若手が辞めていくによると、若者が辞めていく最大の理由は、ロールモデルとなる上司がいないことだそうです。
会社を辞める一つの基準は、今の勤務先で5年後、10年後働いているイメージがポジティブかどうかです。
「この人のようになりたい」と考えれるのは、自分の将来的なイメージが湧いている証拠ですので続ける価値があるでしょう
転職したほうがいいケース
次に転職をしたほうがいいケースです。
- 会社に将来性がない
- 業種を変えたい
- 待遇が悪く、拘束時間が長い
会社に将来性がない
会社に将来性がないのであれば、転職を検討する価値があります。
どんなに優秀でも、倒産してしまえばどうしようもありません。
今の会社につとめていてる自分に将来性を感じない場合も同様です。
自身の成長が見込めないのであれば、転職を考えてもいいでしょう。
業種を変えたい
今と全く別の業種に転職したいのであれば、早ければ早いほうがいいです。
30代になると他業種への転職は、非常に難しくなります。
転職にとっては若さが一つのアドバンテージです。
企業も同じような能力の人がいれば、若い人を優先して採用します。
業界経験が全く無いは、即戦力にはなりにくいので若さのアドバンテージで戦うしかありません。
また、若さは、能力や経験以上にどの企業でも必要とされている要素です。
実際に、私自身は転職を決断するタイミングが遅かったため、他業種への転職はかないませんでした。
同様に、今の会社で働き続けるつもりがない場合も、早ければ早いほうがいいでしょう。
待遇が悪く、拘束時間が長い
労働環境が著しく悪かったり、ブラック企業で拘束時間が長すぎる場合は転職を考えてもいいかもしれません。
若手がいないにも関わらず、若手の条件が悪いのは良い会社とはいえないでしょう。
判断基準がわからない場合は、一度転職サイトに登録して、自分の待遇が良いかどうか判断してみましょう。
精神を病んでいる(もしくは病みそう)場合は例外
精神を病んだり、病みそうな場合は、転職をおすすめします。
在職中の転職活動がおすすめですが、限界が近づいているのであれば今の仕事を辞めるのも選択肢の一つです。
心身ともに健康であってこそ、働き続けることができますし仕事探しも可能。
特に若ければ、選択肢も多いですが体を壊してしまっては本末転倒です。
健康に問題のある人間を雇う企業は少ないです。
最優先で考えるべきは、自分の健康のことでしょう。
退職に踏み切れないのであれば、万が一、病気になってしまって長期離脱をしても、会社が復帰を支援してくれるかを一つの判断材料にしてくださいね。
会社が支援してくれるのであれば休職を申し込んでみてもいいかもしれません。
本格的に転職活動することを決めたなら
すぐにでも会社を転職したいと考えているのなら、転職サイトだけでなく転職エージェントも利用しましょう。
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以上、今回は職場で20代は自分だけの場合の転職について解説しました
最後にここまでの話をまとめます。
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