
家電量販店を辞めたい!けど転職できるか不安だ
販売員からの転職も可能です

こんにちは、元量販店販売員から大手ホワイト企業に転職できたブラックです。
家電量販店の労働環境って、きついですよね。
上司に退職を相談したところで
- 迷惑かけて逃げるのか
- どこもこんなもんだよ
- 今のレベルじゃ他でも通用しない
こんなことを言われたり。
転職なんかできるのだろうかと不安な人も多いと思います。

過去の私もそうでした。
しかしながら、家電量販店の仕事は「辞めたい」と思ってまで無理をして続ける仕事ではありません。
家電量販店からの転職は、時間がたてばたつほど選択は少なくなり、転職の難易度は上がります。
もし、今の仕事を一生続ける気がないのであれば、すぐにでも転職準備をすることをおすすめしますよ。
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家電量販店は辞めるべき?
もちろん、すべての人に転職をおすすめするわけではありません。
「辞めるべきでない人」もいます。
辞めないほうがいい人
- 50歳以上の人
- 仕事は楽しくてなんの不満もない人
- 3回以上転職している人
50歳以上や3回以上転職している人であれば、次の仕事が決まってなければ続けるべきです。
また、不満がないけれどもなんとなくで辞めるのも、おすすめしません。
辞めたことに後悔する可能性が高いからです。
辞めたほうがいい人
逆に迷っていても辞めたほうがいい人もいます。
- 小売に生涯を捧げるつもりがない人
- 正社員じゃない人
- 手取りが23万以下の人
- 周りに迷惑をかけるから辞めれない人
- 将来が不安な人
- 転職したことがないから不安な人
「辞めたい」と感じてない人には無理に転職はすすめませんが、上記が当てはまる人は転職を検討することをおすすめします。
特に周りに迷惑をかけるからといった理由で、辞めれない人は危険です。
ずるずると働いて気がついたら、手遅れとなることも。
「第二新卒で転職はやめとけ」と素直に従って後悔しかなかった件【体験談】
こういったことにならないように、後悔のない選択だけはしておきましょう。
家電量販店を辞めたい理由
参考までに、家電量販店を辞めたい理由を上げてみます。
私はどちらかというと、販売員や接客の仕事は好きでした。
しかしながら、この業界から離れたいと感じて転職しています。
その原因を順にご説明します。

本当に今の仕事を無理してまで続けるかどうかの参考にしてみてくださいね。
ホワイト企業がない
家電量販店は基本的にブラック企業だと言われています。
差別化が難しい業態というだけなく、ネット販売の普及。
このような状況から、どうしても現場にしわ寄せがいきます。
下記は家電量販店のホワイト企業ランキングです
※https://www.ts-hikaku.com/g_kadenryouhanten/o_yuryou-howaito-takaiより抜粋
- 1位 エディオン
- 2位 上新電機
- 3位 ヤマダ電機
- 4位 ビッグカメラ
- 5位 コジマ
- 6位 ケーズホールディングス
1位のエディオンでさえ業者に従業員の派遣を強要したり、残業代不払い問題(2年間で計37億円)などの労働感環境の不祥事をおこしています。
3位のヤマダ電機にいたっては、従業員が過労死自殺。
このような会社が上位を占めているということは、業界全体がブラックなのが当たり前だとわかります。
家電量販店で長く働いていると、必然的に転職先は同業他社しか選択肢がなくなります。
となると一生ホワイト企業には転職できないと考えたほうがいいでしょう。
離職率が高い
先程のブラックな業界と合わせて家電量販店は離職率が高いです。
離職率が高すぎて、どの家電量販店も離職率を公表しておりません。
ちなみに私の会社では1年以内に約3割の同期が退職しました。

まあ、基本的に萎えますよね。(泣)
そのため、家電量販店は大量採用が基本。
辞めたぶんを取り返します。
私が管理職になったときに、「あまりに退職者が多いので、もう少し長い目で見て育てる仕組みを考えるべきだと思います」と提案しました。
すると幹部から帰ってきた答えはこう。
「無能なやつに時間をかける余裕はない。強い種だけ残してそれだけを育てるのでいい」
これが幹部の答えでした。
私が会社に見切りをつけたきっかけになった出来事です。
私自身はもちろん、一社の量販店でしか働いたことはありません。
しかしながら、他社で働いている友人の話や、離職率を公表していないところからもこの業界は、同じような考えの人が多いのではないかと感じます
地獄のようなノルマ
量販店は基本的には、目標達成できないようなノルマが設定されます。
それは量販店という性質上、一定以上の量を販売することにより、仕入先からインセンティブというボーナスが支払われるから。
頑張って販売した結果のインセンティブは問題ありません。
しかしながら売上は、インセンティブを獲得できる事が前提。
どんどん身の丈にあわない目標を設定した挙げ句、地獄のようなノルマの出来上がり。
無理に達成させるために、赤字で販売したり、転売ヤーに商品を卸したりする店舗もでてくる始末。
ひどいときには、最終的には自爆営業なんてのもありました。
このような地獄のようなノルマを達成させても、月末をすぎるとリセット。
更に高い目標と、数字に追われる日々が始まります。
インカムがうるさい
家電量販店では、販売員はインカムを常備。
基本的には広い売り場を網羅するために、インカムをつけて接客します。
広い売り場でも、すぐに連携が取れてすごく便利。
しかしながら、メリットだけではありません。
接客中にインカムが入ってお客様の声が聞こえなかったり。
インカムを聞き漏らすと注意されます。
雰囲気のよくない店に配属されると最悪です。
接客に集中できないだけならまだしも、ノルマの啓蒙や怒号が入ってくることも日常茶飯事。
自分が注意されていなくても、他人が怒られているのを聞くのはあまりいい気分ではありません。
こういった毎日が続くと、休日の日にも空耳が聞こえたりしました。
転職してからは、二度とモラルの低いチームでインカムをつけて接客したくないと思ってます。
うつ病になる人が多い
販売職は激務ですし、精神的にも消耗することが多いです。
そのため、うつ病になる人も多くみてきました。
実際に、私の前職でも知っている限りで4人います。
個人が知る限りで4人って結構な人数ですよね。
でも、ツライのはその後。
私の前職では、復職するための環境なんてものは一切用意されていませんでした。
少し休憩して、やる気があるのなら戻ってね。ぐらいの感覚です。
病気になってしまった人を考慮してなんてものは、全くありません。
しかも、欠員の分残されたメンバーの負担が増えるので、だんだん周りのメンバーの余裕もなくなります。
そうなってくると、「次は自分がなるんじゃないか?」と悪循環。
大量採用の弊害で、うつの人が増えるわけです。
病気にならないような環境が提供されるのが理想ですが、せめて、万が一のフォローがなければ安心して働けません。
レジのお客様の質が悪い
量販という性質上、価格訴求を求められることが多いです。
チラシや、ブランディングも価格訴求が多くなってきます。
そうなってくると、価格至上主義のお客様が多くなり、お客様の質が悪くなります。
それだけならまだしも、昨今だと転売屋ブームの影響もあり、転売屋も来店します。
彼らは生活がかかってますので、手段を選びません。
思い通りにならなければ、あらゆる嫌がらせをしてきます。
その影響もあり、レジのバイトが何人辞めたことか。
こういった転売屋やそれに近い性質のお客様とつきあっていかないというのも、家電量販店を辞めたいとおもった理由のひとつです。
底辺扱いされる
家電量販店は、大量採用でスキルが身につかない仕事。
これが世間一般の印象です。
あまり、異性からの印象もよくありません。
悪い場合だと底辺扱い。
でも、量販店の仕事って非常に大変ですし、優秀な人もたくさんいます。
実際に、学生が入りたいランキング上位のホワイト企業に転職しましたが、量販店時代の優秀だった人が、今の同僚に劣るとも感じません。
むしろ、優れている点も多いと思います。
そんな優秀な人もいるのに、家電量販店勤務という理由だけで底辺扱いって、割にあわないですよね。
そんな背景から、私も量販店勤務のことにコンプレックスを抱いており、PCの販売セールスとか、IT関係の仕事と自分の仕事を濁して当時は紹介していました。(PCの売り場担当だったから)
こんな状況を脱却したく、量販店からの転職を決意しました。
ホワイト企業に転職するには
以上、私が量販店をやめたいと感じた理由でした。

どうやってホワイト企業に転職すればいい
転職を成功させるポイントは2点です
- 在職中に転職活動する
- 転職エージェントを使う
在職中のほうが採用率も上がりますし、無職になるリスクもありません。
可能な限り在職中の転職活動をすすめましょう。
転職エージェントを使う
転職エージェントは求職者の転職を支援してくれるサービス。
報酬は採用企業から受け取るため、ほとんどは無料で使えます。
転職を成功させたいなら、必ず活用しましょう。
参考までに、私が使った転職エージェントをご紹介します。
ひと通り登録する場合は、『お気に入りに登録しておく』か『別のウィンドウで開く』
で、とりあえず開けておくのが時短になっておすすめだよ!

※表の転職エージェント名をクリックすると各転職エージェントのホームページに移動できます
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リクルートエージェント |
doda |
マイナビエージェント | JAC Recruitment |
個人的満足度4.7(5点満点中) | 個人的満足度4.3(5点満点中) | 個人的満足度3.9(5点満点中) | 個人的満足度4.6(5点満点中) |
20代~ 50代対象 | 20代~ 50代対象 | 20代~ 30代前半対象 | 20代後半~50代対象 |
求人数No1 | 手厚い転職支援 | 20代に強い | 外資系に強い |
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・若手の転職に強いので、20代におすすめ ・30代後半~の紹介は苦手 |
・英語スキルがなくても使えた ・結構良い求人を紹介してくれた |
私がホワイト企業に転職した方法
私がホワイト企業に転職した方法は以下です。
- 今の自分の現状を分析
- 転職エージェントを使う前に自己分析を済ませる。
- 転職サービスは使い倒して幅広く求人情報を集る
- 将来的に再転職することも踏まえて企業を選定
詳細は下記の記事にまとめていますのでよろしければご確認ください。

みなさんの、人生のヒントとなれば幸いです