
販売員を辞めた理由ってあるの?
なぜ販売員を辞めたかをご説明しますね

こんにちは、販売職の仕事を経て、大手ホワイト企業に転職できたブラックです。
販売職をしていて、思ったより辛いしし辞めたいと考えてしまうことは、ありませんか?
けれども
- 単純に自分の甘えじゃないか?
- 他の人はなんとも思ってないのじゃないか?
- そんな理由で辞めて仕事は見つかるのかな?
と考えて悩んでしまっている人もいると思います。
過去の私もそうでした。
仕事の不満なので職場で話すこともでません。
しかしながら、転職したことによってこれらの悩みはすべて解決しました。
今回は過去の私の経験から、私が販売職を辞めた理由と、転職する際は辞めた理由をどのように話したかをご説明します。
この記事はこんな人におすすめ
- 販売職を辞めようか迷っている
- 面接時に好印象な退職理由が知りたい
- 販売職から転職する方法が知りたい
仕事を辞めるということは、人生の大きな転機となります。
そんな重大な決断をするために、少しでも参考になれば幸いです。
※販売職からの転職を考えている場合は下記の記事にまとめてますのでよろしければこちらもチェックしてみてください。
私が販売職を辞めた理由
まずはじめに、私が販売職を辞めた理由を記載します。
共感できる方は、面接対策も共通するところが多いと思いますので、一度確認してみてください。
ノルマがきつい
販売職を初めて辞めたいとおもった理由は、ノルマがきつかったことです。
私は、販売スキルをにはそこそこ自信があり、売上もそんなに悪くありませんでした。
しかしながら、一旦達成したとしても、月末を超えると一からやり直し。
ノルマを達成するたびに目標は右肩上がり。
少しでも売上を落とすと、たちまち目標未達となってしまいました。
目標が少しでも未達となると、上司から叱責やダメ出し。
この理不尽さがどうしても納得できませんでした。

この無限ループはきついね
棚卸しが大変
小売をしていると必ず直面するのが棚卸し。
この数を数えるだけの作業が、どうしても好きになれませんでした。
盗難が起こったら、担当者の責任。
適当にチェックしてた担当からコーナーを引き継いで棚が合わなかったとしても、自分の責任。
嫌いな作業と理不尽のダブルパンチです。
肉体的にきつい
販売職は基本的に立ち仕事。
毎日立って動き回ります。
休憩時間中もインカムで呼ばれたら、すぐに休憩を切り上げないといけなかったり、食事もゆっくり取れませんでした。
これは、健康的にはもちろん、精神的にも非常に悪い環境だと感じます。
業務上、肉体労働も多く、若いうちはいいのですが、年齢を重ねてくると、肉体的にもガタがきます。
職場の仲間では、膝が痛い、腰が痛いなど、肉体的な問題にも悩まされる人も多かったです。
少しでも体を壊したら、復帰してでも続けていける仕事ではないなと感じました。
一生続けれない
販売職は肉体的にハードな仕事でもあるので、高齢になると続けるのが厳しいと感じました。
あわせて、これは私の持論ですが接客を受けるなら、ある程度若いほうがいいですよね。
もちろん、一部高級な商品や高齢者向け商品など年齢が高いほうが有利な商品があることも事実です。
しかしながら、多くの商品は若い人に接客してもらったほうが、顧客満足度が高い印象を受けます。
そうなってくると、高齢になってまでは続けにくい仕事だと感じました。
毎日が同じ光景
販売職は、毎日同じ作業を繰り返すことも多いです。
その上、お店の中という狭いフィールドの中で時間をほとんど消費します。

まさにかごの中の鳥(泣)
私の勤め先では、販売員は外に出て昼食を取ることも禁止されていました。
これでは、気分転換もできません。
また、昼食を毎日一人で食べないといけないというのも苦痛でした。
今となっては、たいしたことないことですが、当時の私にとっては同僚とのランチというのは、すごく憧れるものでした。
潰しが効かない
一生続けられないのであれば転職しないといけません
販売職は、潰しが効かない。
これが私の退職を後押した最も大きな理由の一つです。
販売職は、転職市場でも評価が低く、他の職業に転職しづらい。
この事実は、私にとっては衝撃的でした。
つまり、販売職の経験を活かせるのは販売職だけというのが世間一般の評価です。
例えば、同じものを売る仕事でも、営業職であれば求人の種類は多いです。
業務自体は、営業の仕事ではないものの、営業経験が○年以上が必須・優遇というケースは多くあります。
一方、販売職以外の求人で、販売職の職歴が求められているケースはそう多くありません。
そのため、若いうちであればた他業種である転職も可能だけど
つまり、販売職は続ければ続けるほど抜け出せない職種というわけです。
結果、販売職の仕事は嫌いではありませんでしたが、定年まで続けれないと考えて転職に踏み切りました。
スキルが身につかない
販売職の仕事はスキルが身につかないと言われています。
実際はそんなことはなく、転職したあとも販売職の経験が活かされていることが多いです。
しかしながら、世間の評価は誰でもできるスキルが身につかない仕事。
そのため、これ以上続けるメリットを感じられませんでした。
同じ販売の仕事でも営業経験があればスキルがあると認められる。
あまり仕事ができないマーケティング企画の人間でも引く手あまたです。
休みが不定期
販売職は、世間一般の休日が稼ぎ時です。
そのため、基本的にはカレンダー通りには休めません。
同窓会やイベントは基本的には参加できず。
あわせて、体調不良の人間が出たら急遽出社しないといけないことも多くあります。
そのため、ワークライフバランスはあってないようなもの。
独身のうちは、それでも良かったのですが、家族をもつとこの影響はとても大きくなってきます。
確かに、仕事も大事ですし、家族にそれを理解してもらうのも大切です。
昔は、働く背中を見せるのも子育てだと考えていました。
しかしながら、家族のイベントに参加したいのに参加できない。
自分も参加したいのに、家族に不満を持たれてそれを理解してもらうのは正直ストレス。
しかも、それが原因で喧嘩になったりすれば子供にも悪影響です。
総合的に判断して、販売職を辞めることを決断しました。
転職すべきオファーがあったから
販売職を辞めたとしても「他の仕事でやっていけるんだろうか?」という不安がありました。
販売職の多くの人は、このような不安をもたれているのではないでしょうか?
私も実際に不安でした。
しかしながら、実際に転職エージェントに仕事を紹介してもらうとそれ以上に魅力的な求人も多かったのが事実です。
- 福利厚生がしっかりしている会社
- 業務内容が魅力的な会社
- 憧れていたメーカー
書類選考で落ちた企業も多かったですが、しっかり転職対策することにより最終的には希望以上の条件の会社に転職できました。
一度は働いてみたい会社を想像してみてください。
もし、その企業に入社できると言われたらどうしますか?
自信がないからといって断らないですよね?(笑)
もちろん実際は、転職活動をする必要はありますが、挑戦しないと実現はしません。
挑戦した結果、私は学生時代に憧れていた大手企業に転職できました。
迷っている場合は、一度転職エージェントに登録して自分の可能性をみてから判断してもいいかもしれません。
参考までに私が使った転職エージェントをご紹介します。
幅広く求人情報も集めれますので、転職エージェントは複数登録をおすすめします。
少し調べたところ転職を成功させた人の8割は、3社以上の転職エージェントを利用しているらしいですよ。
どうしても信用できない上司がいた
退職を決めた理由の一つとして、どうしても信用できない上司がいたことも挙げられます。
達成できないノルマだけを掲げ続け、自分は怒鳴るだけで具体的な施策もなし。
強いものには巻かれ、弱いものには厳しく。
嫌われやすい典型的な管理職でした。
能力的にもあまり秀でているとも感じられません。
しかし、なぜかそういった人ほど出世するのが会社です。
どんどん権限が増えていき、プラスにならないだけならまだしも、マイナスになるような指示ばかりだしていきます。
人間関係で、転職するのはよくないと言われます。
なぜなら、実際に転職したところで人間関係の問題はつきまとうから。
私も、それを理由にずっと我慢していました。
我慢すること、5年間です。
しかしながら、実際に転職してみての考えはおかしいことに気が付きました。
これは、私の持論ですが仕事を辞めたいほどの人間関係は異常です。
半年間で改善の兆しがみえないなら、さっさと転職してしまうのが賢い選択だと感じます。
実際に転職して、合わない上司や苦手な人はいるものの、辞めたいと感じること一度もありません。
しかも、多くの人は人間関係を理由に転職してます。
このような背景から、過度なストレスを感じているのであれば、人間関係を理由に退職しても問題ないといえるでしょう。
一点注意すべき点は、面接時の転職理由にはあげないほうがいいといううこと。
これだけは、念頭に置いておきましょう。
面接時に伝えるべき退職理由は?
ここまで、私が販売職を辞めた理由をご説明しました。
もしかしたら、一部は共通するところもあったかもしれません。
辞めたい理由は人それぞれです。
しかしながら、転職活動でそのまま伝えるのは得策ではありません。
採用側にとっては、自社に利益をもたらしてくれるかどうかが大事だからです。
そのため、悪印象な転職理由を話してしまった場合は採用される確率が著しく下ががります。
ここからは、私が実際に転職活動の際に話したなかで
- 好印象だった転職理由
- 悪印象だった転職理由
を順にご説明します。

ちなみに好印象だった転職理由を話した面接では、全て通過することができました
①好印象だった転職理由
まず、はじめに転職理由として好感触なものをご紹介します。
ポイントは
- 会社にとってデメリットな理由でないか
- 再び転職するリスクは低いか
- 採用側がコントロールできる内容か
これらをおさえておくと基本的には問題ありません。
年収面での不満
年収の話はデリケートな問題ですが、じつは納得されやすい理由の一つです。
求人に出ている年収を大きく超えないのであれば、
今の収入の場合は、生活ができない。
もしくは家族が養えないという問題は切実です。
あわせて、採用側にとっても年収さえ担保していればしっかり働いてくれるといったメリットもあります。
そのため、辞めるべき理由として適切として判断されやすいです。
将来的な不安
将来的な不安というのも、比較的納得されやすい理由のひとつです。
具体的には
- 定年まで働ける仕事ではない
- 会社の業績が著しく悪い
- 業界に未来がない
などがあげられます。
会社が傾いているから転職するのは、一見冷酷に見られるように感じるかもしれません。
しかしながら、これは正当な理由です。
本当であれば転職しない優秀な人材が流れてきているとも見られます。
実際、私が今働いている会社も、ある大手企業が不祥事をおこしたことにより、そこの社員が大量に採用されました。
年収と同じく生活に直結する問題なので、理解されやすいといった印象です。
ちなみに、私の場合は好きな仕事ではあったが、高齢になってまで続けれない仕事だと感じたので転職を決意したと説明しました。
今の会社では実現できないことをしたいから
転職先でしかできないことを実現するために転職したいというのも、面接ではわりと好印象です。
しかしながらこの理由を選択するのであれば
- 転職先にメリットを訴求できる
- 前の会社で試みたが実現できない
この2つを完結に説明できる必要があります。
そうでなければ、ただ単純に自分の要望を押し付けているだけになってしまいます。
もし完結に説明できる自信がないのであれば、別の理由を考えるのがおすすめです。
②悪印象だった理由
続いて悪印象だった事例をご紹介します。
ポイントは
- 自己都合になっている
- 不確定要素が多い
- 不満が全面的に出ている
基本的に先程のポイントの逆になっていると悪印象になります。
人間関係が原因
冒頭でも少し触れましたが、人間関係を理由にすると高確率で落とされます。
なぜなら、人間関係の問題はどの職場でも発生します。
あからさまなパワハラがあったなどのことでない限り、理由としては適切でないでしょう。
スキルアップのため
スキルアップのためと聞くと、向上心がありそうで好感触に感じますよね。
しかしながら、これは大きな間違いです。
実際に私も失敗しました。
会社は、スキルアップするために存在しているわけではありません。
利益を出すために存在しています。
そのため、スキルアップしたいからというのは、自己都合と受け取られがちです。
家族のため
ライフワークバランスが社会的に重要視されているので、仕事を選ぶ理由としては正当です。
しかしながら、転職理由としてはおすすめしません。
家族を優先して、仕事を辞めてしまうリスクがあると考えられるからです。
採用側は、コントロールできない不確定要素を嫌います。
なぜなら、計画通りに働いてくれないと採用側の評価が下がるから。
同じような能力の人間がいるのであれば、仕事を優先してくれる人を選ぶでしょう。
もし、他の求職者に比べて圧倒的に優秀な自信があるのならこの理由を全面にだしても問題ありません。
けれども、私の場合は元販売員。
職歴としては、すごくハンディキャップがあります。
そのため、この理由は全面的に押し出しませんでした。
会社の労働環境が悪いため
残業が多い場合や業務が激務だったというのは、基本的に心象が悪いです。
不満を持ちやすい印象を持たれます。
しかしながら、
- 労働基準法を大きく違反している。
- 自爆営業などブラック企業の要素が横行している
- コンプライアンス違反が目立つ
上記の場合は、素直に伝えても悪印象は持たれません。
実際、私の前職はかなりのブラック企業だったため、労働環境の悪さを転職理由に上げましたが
どの面接においても「よくそんなに長く働いていたね」と理解されました。
転職理由を伝える際の注意点
ここまで、面接時に伝えるべき退職理由を過去の体験談からご説明しました。
最後に退職理由を話す際の注意点をご説明します。
会社の悪口や不満は言わない
どんなに不満があったとしても、会社の悪口や不満は言わないように心がけましょう。
悪口は、百害あって一利なし。
あくまで、転職せざるを得ない状況になっていると主張することが大事です。
販売員を辞めるなら理由は明確に
転職の決めてとなった一番の理由は決めておきましょう。
複数あると、説得力が薄れます。
一番の理由を説明し、深堀りされたらその他の理由も話すぐらいが丁度いいです。
悪印象をもたれない理由を話すのが無難
退職理由は採用側にとって大事ですが、一番重要な項目ではありません。
そのため、退職理由で差別化を図る必要はありません、
つまり、無難な内容であれば問題ないわけです。
満点の回答でなかったとしても、及第点以上の理由であればそれが原因で不採用にはならないと感じました。
自分にとって一番の理由でないにせよ悪印象をもたれない理由を優先しましょう
下手に本音を話して、悪印象を持たれるほうが致命的です。

100点でなくても80点の回答でいいわけだね
転職を成功させるためには
最後に面接で転職理由を話す際のポイントをまとめます
- 転職する一番の理由を明確にしておく
- 退職理由は年収や将来的な不安など切実な理由がベスト
- 採用側に不確定要素を感じさせない
- 無難な理由でも問題なし
繰り返しになりますが、転職理由で差別化を図る必要はありません。
相手が納得できる理由を用意しておきましょう
一度転職エージェントに相談しておくと安心
ちなみに、転職エージェントに相談しておくより安心です。
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